湿原、真夏の風景

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若いタンチョウが合コンしてるって、いった旅人がいました。

7月も中旬を過ぎて、涼しい道東も真夏の季節を迎えました。関西圏からのお客様をキラコタン岬に案内する機会が多いのですが、2,3日、日を空けただけでも夏色が深まっていくのを実感します。オオウバユリが満開になりました。アイヌにとって、鹿、鮭のタンパク源と山菜・キノコ、そしてオオウバユリの根のでんぷん質が主食だったそうです。1家族、年間8千株を採取したとの調査もあります。今でもこの時期は道路縁でも見かけることがありますが、その昔はどれほどあったのでしょうか。おもわず想像してしまいます。
いつもバスを迎える、鶴見台からは、7羽の若いタンチョウが餌を探しておりました。背後のシラカバとカラマツ、そして手前の牧草地が生み出す、緑のコントラストが道東の夏っぽい色あいではないでしょうか。
今日は、トンボや蝶の活動も活発で、ササの葉にとまった、ホンサナエとミドリヒョウモンをゲット。明るい茶色としっくな濃紺の中のコバルト色がいいですね。

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揃って満開!
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それぞれ無関心を装って、2ショット。