湿原の小さな仲間たち

世界最小クラスの樹木ツルコケモモ

「見つけた!」とおもったら、あっという間になくなってしまう。そんな湿原を代表する花、3つ。ツルコケモモ(ピンク、世界最小クラスの樹木)、タヌキモ(黄色、食虫植物で袋にプランクトン)、トキソウ(鴇色、ちょっと大振りな花)。 短い夏を精一杯生きる、タヌキモ以外は高層湿原(ミズゴケ)に生息します。じっくり目を凝らして小さな命を見つけてください。

ユーラシアに広く分布し実はジャムに英名はグランベリー
トキソウ。野鳥の鴇(トキ)の色がイメージなんでしょうか
水生植物のタヌキモもネットのような葉からすっと伸びた茎に可憐な花
タヌキモは食虫植物で補虫袋にプランクトンを取り込み栄養にします
こちらは同じく食虫植物のモウセンゴケ