身近な野鳥と自然に目をむけて

スズメが一番登場します

今年は自分も本を出版した縁なのか、様々な方から贈呈本をいただきます。連れの親戚の方から写真集をいただきました『Kita SiTaURa De ToRiMaSiTa 北下浦でとりました』というタイトルです。著者名が表紙にないので奥付けで確認したら、なんと!ご本人の本でした。義母の姉の息子さんで、母上は今年お亡くなりになり、長い間、介護されていたので連れは義母を連れて神奈川までお見舞いやお墓参りにいっていたので息子さんとも懇意でした。
そんな状況での出版ですから、なおさら驚きました。本を開くと納得。ご自分のおかれている状況のなかで目にする自然(おもに野鳥が中心ですが)を対象に、撮られた写真が著者の生活リズムのように淡々と綴られています。説明文もキャプションもなく、ただ写真から問いかけてくるもの、写真と著者との関係性におもいをめぐらせる純写真の世界とでもいったらいいような素敵な写真集です。写真でひらかれた著者の世界を見させていただきました。
創英社/三省堂書店は大手出版社ですが、自費出版事業もされています。デジタル画像の情報交換の世界ですが、こんなアナログ出版物のあり方もいいですね。

ただ歩くだけじゃ、私もつづきませんね
散歩で出会う北下浦はこんな処なんですね
スズメの写真はなかなか観察が深い
クリスマスに出版、ということは出版前にいただいた!