「映画・本・JAZZ・登山」カテゴリーアーカイブ

フェルメールを追って

■今回もっとも印象に残ったマウリッツハイス美術館(ハーグ:オランダ)

凸凹海外研修のもう一つの旅の目的は西洋絵画鑑賞。フランスからベルギー、オランダへ。ブリューゲル、ルーベンス、レンブラントなどの巨匠の作品の追っかけでした。しかしながら、各美術館収蔵作品が必ず見れるとは限らないことを痛感!出張貸出中、整理のため閉鎖など、こちとらわざわざ日本から来たんだぞ!と思わず文句もいいたいところ。特にブリューゲルはその美術館を代表する作品、例えば「バベルの塔」(ボイマンス・ファン・ブニンヘン美術館)が出張中。館員に当方の事情を話すと済まなそうにしていた。

さて、出発前に日本でも過去最大のフェルメール展が開催されており、私も帰国時に観賞するため予約チケットを購入した。フェルメールには15人子どもがいて、故郷のデルフトという小さな街からほとんど出ることなく、これまた小さな部屋でおこる些細な日常を描き続けた人。不思議だね、こんな絵が世界中の人を感動させるなんて。今回、東京で見た代表作「牛乳を注ぐ女」でその秘密が少しわかったような気がした。明暗、色彩、構図という絵画の基本を突詰めると絵がおのずと語りかけてくる、というのを実感した。それにしても独占観賞できたルーブルやオランダの美術館が夢のよう。東京の人ごみのなかでの絵画鑑賞のコツも習得したんだけど、やっぱり絵画はゆっくり愛でる余裕が必要だね。

■締めは東京上野美術館でのフェルメール展。すごい人で一気に日本を体感。写真撮影厳禁なので、外の巨大看板のフェルメールを皆と一緒に撮影

凸凹海外研修、欧州3カ国珍道中の旅

晩秋のパリ。ルーブル宮を散策するパリジャンたち。

凸凹海外研修はパリからベルギー、オランダ2週間。パリでは、前田一歩園創設者前田正名がパリ留学時の協力者である種苗店ヴィルモランの現社長と面談。その後、友人の娘さんが開業したモンマルトルのパテスリーで甘い再会。パリで活躍している今昔の縁者との出会いに旅の醍醐味。ちょっと深夜特急便の気分でした。
今回は、ここ数年はまっている西洋絵画観賞の旅、北方ルネサンスから17世紀、市民社会がメインとなったベルギー、オランダの作家たちの作品を追っかけて北上です。ブリューゲル、レンブランド、フェルメールなどの名画を見るのと活躍した街を訪ねるのが目的でした。
その一つ、ガイド仲間が昔、駐在していたお勧めブルージュ(ベルギー)訪問。7.8年越しの夢が実現しました。馬車の蹄の音と、鐘楼の音色で目覚め、運河をクルーズ、美術館で名画に触れました。夜はベルギー料理を味わい、中世の街並みが残る空間に滞在したという感じがしました。
というわけで、どこが研修か?と疑いを持たれる御仁もいられるとおもいますが、当舎のお客様は個人旅行で地域ガイドを使う方たちで、多くの方は海外旅行でそういう観光文化を身につけておられる。そんな、お客様の立場を理解するには、まず自分自身がその立場に身をおいて旅先で様々な経験をすることが最高の研修なのです。本当ですよ!

アムステルダム駅で自由にピアノを弾く、私も弾こうかとおもったけど…
アムステルダムは運河と自転車の街

中央アルプスで凸凹山岳研修、無事終了!

千畳敷から木曽駒ケ岳への登り、いよいよ山行開始

台風に前後して中央アルプスの山岳研修に行ってきました。御嶽の噴火災害から4年、登山できることに感謝しながら、晴れと雨のなか3泊4日の縦走(千畳敷~木曽駒ケ岳~空木岳~駒ヶ根)は記憶に残る山旅となりました。

宝剣岳からの日の出、富士山が右手に
アップダウンの難コースの熊沢岳から東川岳へ
好天の2日目は約10時間の行程。
岩場の歩行が続く宝剣岳、奥に御嶽山を望む
深秋の木曽駒から遠望する富士山、手前に南アルプスの名峰たち
御嶽山におもわず合掌
雨の中、空木岳頂上直下の岩場
もう少しで後が空木岳のピーク
雨中の空木岳頂上で一息

新たな湿原観光の可能性をさぐる

さすが湿原、タンチョウが通行止め!?

私、高校生以来、ほとんど自転車と縁遠い生活をしておりました。そんな輩が、どういうわけか、自転車観光の開発調査をおこなう「くしろロコサイクルプロジェクト」に参加、一緒に活動をおこなうことになりました。この日は、湿原をほぼ半周するサイクリングルートの実験的なツアー調査をおこないました。7名の関係者ですが、私は湿原ガイドの役目をおおせつかり、ところどころでポイント解説をおこないました。コースは釧路阿寒自転車道を湿原沿いに北斗まで西進し、たんちょう舞ロード(道道53号)沿いに北斗遺跡へ、遺跡公園を散策し木道から鶴居軌道を温根内ビジターセンターへ。昼食後は釧路川右岸堤防をとおり湿原大橋まで約30kmのコースです。元気なメンバーはこの後、左岸堤防を岩保木水門まで往復するコースもチェックしました。参加者にはとても好評で、特に北斗遺跡から温根内まではあまり馴染みのないスポットでありながらとても興味深い箇所であり、かつ自転車でのオフロード走行を楽しめることが魅力だったようです。今後も湿原観光の可能性を拡げていきたいですね。

よっこいしょっと。そろそろ疲労と尻痛が…

 

資料展「松浦武四郎、久摺日誌の世界」の総括です

地図解説は大盛況

北海道命名150年の本年、市民有志と北海道・釧路命名150年武四郎まつり実行委員会を発足し、記念イベントを釧路でも開催しています。当舎も事務局を仰せつかり、準備に奔走する毎日でした。最初のイベント資料展は、『松浦武四郎・久摺日誌の世界』と銘打って、平成30年7月28日から8月5日までの8日間(内、8/3は開催場所休館)、釧路市中央図書館7階展示室及びグループ学習室等で開催されました。資料展来館者数は延べ1,887名となり、盛況の内、無事終了しました。期間中は資料展にあわせて、同図書館多目的ホールで16回にわたる連続講座「武四郎リレートーク」も開催し、こちらには610名(延べ来場者の内数)の参加を得ました。

7/28から松浦武四郎の資料展を釧路市中央図書館でおこないます

今年も恒例の大雪速攻登山研修!

二人で白雲岳のピークに立ったのは30数年ぶり!

恒例の大雪速攻登山研修。この時期、仕事の間隙をぬって、大雪山の高山植物を見に行くのが当舎の年中行事。高速道路が出来て、釧路から大雪まで約3時間の日帰り圏内。世界有数の高山植物群を直前の天候と仕事の調整をしたら、即日出発。今回は赤岳から白雲岳往復の約18km。コマクサがピーク、雪渓にギンザンマシコ、印象に残ったエゾヒメクワガタ、そして30数年振りの白雲岳ピーク。いつも期待を裏切らず、少しずつ違う顔を見せてくれるカムイミンタラに感謝!

今年一番印象に残ったエゾヒメクワガタの群落。
新調のCASHIOプロトレックの性能調査も忘れず、誤差14m
雪渓でギンザンマシコの番が採餌してました
チングルマはやっぱり大雪高山植物の代名詞
コマクサ平に満開のコマクサ。背景は石狩岳方面。

貴方も自分だけのオリジナルデザインハンコはいかが?

名刺の裏に。とても綺麗にうつります。

武四郎も泊まった塘路でデザインハンコを製作するクラフトカツ(KA2)。我舎の社印もお願いしたが、今年は北海道命名150年なので記念の武四郎バージョンを作成してもらう。かっこよい出来上がりにおもわず、ハンコ押しまくり。皆さんも蔵書印やちょっとした自分らしさのデザイン印をどうぞ。作者は出たがりでないので変わりに番犬ちゃんがお愛想。

 

若かりし頃の武四郎を再現。北加伊道は武四郎の提案名。
KATSUYAとTAKAKOでKA2です~~!

「もりのほうせき ねんきん」はネンキン生活の必読書

阿寒在住中のネンキン作家新井文彦さんの新著『もりのほうせき ねんきん』(ポプラ社)を本人よりサイン入りでゲット! 児童図書のようだけど、さにあらずネンキン生活者にぴったりの内容とブックデザイン。ハズキルーペがなくてもじっくりネンキンの世界に浸れる。写真の素晴らしさは言うまでもなく、新井さんのネンキン愛がひしひしと伝わる名書。特に「あとがき」が素晴らしい。私はネンキン生活に行き詰った時は、この「あとがき」をたよりにすることでしょう。ネンキン生活にあこがれる方は是非どうぞ。星★★★★★!

北海道&釧路の命名150年の記念イベント開催!

今年は北海道が命名150年を迎え記念のイベントが各地でおこなわれています。当舎も北海道・釧路命名150年武四郎まつり実行委員会の事務局を仰せつかり、7/28から8/5までの資料展「松浦武四郎・久摺日誌の世界」のポスター、チラシづくりから資料展展示物の作成と大忙しの毎日。
釧路の実行委員会は資料展と秋にお祭りイベントを開催します。
資料展では幕末の蝦夷地探検家であり、北海道の名付け親でもある松浦武四郎の釧路地方の足跡をメインに、武四郎スピリッツを継承した今につながる様々な活動を紹介します。また、16回に及ぶリレートークも実施。毎日来ても飽きない8日間にしたいとおもってます。乞うご期待!

今年は北海道命名150年。探検家松浦武四郎に感謝!

 

「北加伊道」は松浦武四郎が命名した原案です。こっちのほうがNOW~いい!

武四郎絵本作家の関屋敏隆さんの講演会に博物館へ。情熱的で朴訥、武四郎愛に満ちた語りに歓心。北海道命名150年で各地で資料展がおこなわれる。北海道主催資料展の目玉展示は武四郎の首飾り(タマサイ?)現物展示だそうだ。講演会で私にとって感動的だったのは、関屋さんがご自身で創られた首飾りをお披露目した時。釧路でも資料展や祭りイベントを計画しているが、コレクティブ志向ではなく、クリエイティブ志向こそが武四郎スピリッツと確信。連れの幸ちゃんはサイン入り絵本にご満悦。生地に型染めの技巧の原画が素晴らしく、是非、我が家にも原画1枚とおもい、飾るならこれという作が…。しかしながら原画は版画のように摺り版で量産できる方式ではなく、描線を摺って色を丁寧に後付けするようで時間的に無理な様子。摺りものがあったら売れるだろうな~。せめてTシャツだけでも…。(原画展は6/3まで釧路市立博物館)