「武四郎逍遥」カテゴリーアーカイブ

帯広で武四郎展を見てきました

サイコロ飴のアイデアがいいね。同封されている武四郎の双六は観光土産の先達。

久しぶりに帯広に武四郎展を見に行ってきました。武四郎の野帳が意外なほど小さかったこと、掛け軸の鶴の舞の絵がとても素敵だったこと、貴重な資料が一杯で皆さんにも伝えたいんだけど会場は撮影禁止。会場スタッフの説明では、国の重要文化財なので…、とかあまり説得力のある説明ではありませんでした。釧路でおこなった資料展はほとんどコピーだったので撮影可で皆さん自由にパシャパシャしてました。発表から50年以上経って著作権もクリアされた国民共有の知的財産でしょうから、写真撮影も許可されることを望みます。一般的な理由としては、1)著作権保護2)フラッシュ等による作品劣化3)他の観客への迷惑。とのことですが、2)3)は同意できるので、フラッシュ撮影は禁止でOKではないでしょうか。欧州を旅行すると美術館も博物館もほとんど撮影自由でとても知的好奇心を刺激されます。

というわけではないですが、
作品図録も買わずに、武四郎グッズに目が行く私でした。武四郎の双六マップ付きのサイコロキャラメルがグーでした。

武四郎に習い、阿寒湖湖水めぐり(阿寒クラシックトレイル「山湖の道」)

◆武四郎は湖の4島巡りを1日かけておこないました

阿寒湖畔ボッケ散策路にある武四郎が詠んだ漢詩の碑。
読みは、
「水面、風収まる夕日の間
小舟棹をさして崖に沿いて帰る
たちまちに落つ銀峰千仭(せんじん)の影
これわれ昨日よじのぼりし所の山」

阿寒クラシックトレイル山湖の道は、雌阿寒岳から下山し翌日丸木舟で湖水めぐりをした武四郎一行に習い、その船着場トウチピアニからカヌーを漕ぎ出した。
久摺日誌に描かれた絵と碑文から、傾く陽光に照らされて、少し気持ちを重ねることができました。

◆武四郎の漢詩碑。ボッケ散策路の入口にあります

◆「久摺日誌」より4島巡りの様子の絵図

◆拡大すると丸木舟に乗った一行が

■武四郎も丸木舟に乗ったトウチピアニ(船着場)から出発

■武四郎に習い湖上めぐり、こちらはカナディアンカヌーで

絶好のコンディションで阿寒クラシックトレイル「山湖の道」、最高!!

雄阿寒岳と阿寒湖をステージに郷右近さんのウポポが木霊す。

足掛け6年に及ぶ阿寒クラシックトレイルの開発研究もとりあえず今年で一区切り。最後の「山湖の道」は快晴のなか最高のトレイルでした。昼食にはアイヌ料理のユックオハウ(鹿汁)と郷右近富貴子さんの雄阿寒岳と阿寒湖を舞台に唄とムックリ。これぞ最高のライブステージ!巨木を愛で、阿寒名水に喉を潤し、武四郎に習い湖水をめぐり、先人たちのスピリッツも体感した素敵な1日でした。メンバーもお疲れ!!

 

■武四郎に習い湖上めぐり、こちらはカナディアンカヌーで

植樹の森展望台から。武四郎も絶賛した阿寒の絶景!

絶好の秋日和、「川の道」で阿寒の自然堪能。

スタートの阿寒川橋周辺の河原で貝化石を捜索

快晴の10月21日、阿寒クラシックトレイル「川の道」が20名の参加でおこなわれました。晩秋の阿寒川沿いにヤマモミジやカエデ、カツラなどの紅葉が残る中、絶好のコンデションでの散策でした。自然と人が共生し、アイヌにとってはイオル(生活空間)で明治以降は電力や森林資源などの開発の足跡が今も残る魅力あふれる8kmです。道中では、阿寒のシナノキから得た蜂蜜入りスコーンの行動食やたわわになった自然の恵みヤマブドウに舌鼓、昼食はキノコ入り味噌汁でグルメも充実、まさに秋を戴冠した1日でした。

■旧林道跡も歩きます

■この河原は、ヤマモミジやカエデ類がとても多い

阿寒クラシックトレイル「里の道」が開催されました

雨の中のスタートでしたがお昼ごろに上がり歩くには最適のコンデション

いつもお世話になっているトレイルエンジェル(トレッカーのボランティアサポート)の小瀬さん、心よりこれまでのご支援を感謝します。最後のランチも手作りトマトとトウキビ&コーヒー。そして、和歌山から移住したので、おもてなしに格別なおもいがあるとのお話、心に染みました。参加者の皆さん、スタッフもご苦労さま。5年間、阿寒クラシックトレイルと歩んできたボクの靴も今回でご苦労様です。なお、今年の阿寒クラシックトレイルはまだ川の道、山湖の道があります。申込みはお早めに。10/28の山湖の道がオーラスです。よろしく!