テレビマンユニオンといえば、私の世代(60代)にとっては、テレビ時代の先駆けをまさに疾走していた制作会社でした。ベトナム戦争激化のなかで、TBS系をメインとするテレビ報道の可能性を切り開いていた猛者たちが集結していた印象があり、電話で問い合わせがあった時も、優しい女性スタッフの声でしたが、おもわずドキッとしました。
「遠くへ行きたい」はそのテレビマンユニオンが製作している現在のテレビレギュラー番組の最長寿番組だそうです。私の子どもの頃は、永六輔さんがレギュラー出演し、観光地ではない普通の町の風土にふれる、今日のツーリズムの先鞭をつけた番組だったようにおもいます。今回は、釧路ロケ編で少しばかり情報提供のお手伝いができました。
いつもお世話になっている、鶴居、阿寒の皆さんが画面に登場し、おもわず写真を撮りました。人と自然の関係性を大切にしている番組コンセプトは今も昔も変わらないようにおもいました。