いよいよ湖水地方へ。乗り継ぎ駅でローカル線で湖岸の起点駅ウインダミアに到着。午後から地元ガイドの自然ツアーに参加するがその前に腹ごしらえ。衝撃の量に今後の食生活に不安が過ぎる。ミニバスによるツアーは盛んで、日本語の音声ガイドを流しながらガイドさんはゆっくり英語で説明してくれる。お客は私たち2名のみ。阿寒の林道や枝道を走っている感じで氷河期に削りとられた渓谷に牧草地ができ、酪農業が生まれ、その景観をトラストで守ってきた人々がいる。そんな背景を一気に納得させる絶景の連続。途中、30分ほど小さな湖沼際を歩く時間があり、湖水地方のトレッキングを堪能する。羊は出産真っ盛りで生まれたての羊に出会い、僕らよりガイドさんが興奮していた。桜やスモモの花や野草も満開で、野鳥も子育てに活発。ワーズワースが生まれ、育ち、そして愛し暮らした小さな町グラスミアに寄る。昔ながらのレシピを守るジンジャー・ブレッドを買い、アイスも頂く。好天に恵まれ、湖水地方の全体像を把握できた1日だった。