旅は湖水地方からコッツウォルズへ。鉄道で4時間半、途中2回の乗換えがあります。切符はネットで事前予約し、確認書をもって駅窓口で切符に交換します。英国は複数の鉄道運営会社があります、乗り継ぎが上手くいくか、昼食をどこで食べるか等々不安がつきまといます。2回目の乗継駅バーミンガムはとても大きなターミナルで大きくイメージが違い、乗換えホームを探すのに一苦労。夕食の調達で駅コンビニで駅弁調達し、やっと列車に飛び乗りました。
コッツウォルズの旅は、田舎町の魅力とフットパス散策です。拠点になる町でも数万、1万人前後の中サイズと千人未満の小サイズのマチ、そして数件の集落が点在します。公共路線バスでマチの間を移動するのと、フットパスを歩いて移動というパターンです。最初の街チェルトナムからサイレンセスターの間は唯一、観光バスのような2階建てバスでしたが、それ以外は生活路線バスで、街のお年寄り達や私たちのような旅行者が混在した感じです。コッツウォルズでも人気の田舎町バイブリーやボートン・オン・ザ・ウォーターといった街では田舎町ならではのたたずまいがそれぞれの個性とともに楽しめます。周辺のフットパス散策ものんびりゆったり楽しめるのは、個人旅行の特典です。この日の宿泊地であるローアー・スローターという所は数件の集落でしたが、ボートン・オン・ザ・ウォーターからローアー・スローターまでの5キロほどのフットパスは牧場、森林、小川などをぬってまことにコッツウォルズの魅力を凝縮したようなルートでした。1日で10kほど歩いたのでしたが起伏があまりないので爽快、好天のなか充実の散策でした。