道東にある阿寒摩周、知床、釧路湿原をつなぐロングトレイルが開通しました。全長410kmで起終点は釧路市の幣舞公園と羅臼の潮風公園です。それぞれには道東を探検した松浦武四郎像と知床旅情でおなじみのオホーツク老人像が旅人を見送ってくれます。今年は日本の国立公園が指定されて90周年で、阿寒摩周国立公園はその初年度指定の栄誉にあずかっています。環境省は国立公園満喫プロジェクト事業の一環として、関連官公庁はもとより、関係自治体やトレッキンググループ、ガイドたちとも連携し、まさに官民一体となって進めてきたプロジェクトです。
とは言え、スタートしたばかりでこれから充実したトレイルに成長できるかが課題です。関係者はもとより3人の「北海道東トレイルオフィス」スタッフを盛り上げて、10年後の国立公園100年にもハイカーに愛されているトレッキングルートになるよう、是非、皆さんも自分の歩ける範囲で歩いてみてください。
下の写真はこのプロジェクトで新たに拓かれた道「裏摩周外輪山・神の子池トレイル」のオープニングイベント(10月6日実施)の様子です。摩周湖第一展望台から裏摩周展望台までの約11kmを歩きました。