釧路が本社で今や全国に展開する大手書店のコーチャンフォーとタイアップした阿寒ブックフェアが全道6店舗で開催しました。
今年で阿寒国立公園が指定80周年を迎えるため、我々の仲間で進めている阿寒クラシックトレイルのイベントをもっと幅広くPRする方法はないか、と検討の結果、本と旅をつなげたPRとしてブックフェアが発案されました。
皆で阿寒関連の本をリストアップしたところ、K子さんが真っ先に出したのが渡辺淳一の『阿寒に果つ』。釧路市街地出身の私には、阿寒湖温泉とこの小説のつながりは、あまりピンとこないのだけれども、地元の人にとっては結構、身近な記憶深い印象を残しているようでした。
未読だったので、さっそく読みはじめたところ、主人公の自殺箇所を知ってビックリ。今年の冬、そのK子さんに誘われていった旧釧北峠の中腹でした。その時は、松浦武四郎が阿寒湖から網走に向かったルートとしてのおもいしかなく、『阿寒に果つ』はノーマーク。
買って、読んで、行く。このフェアの目的そのもので、いろいろな阿寒文化に触れて、阿寒の現地にいって、その魅力を再発見してほしいとのおもいが、阿寒を愛してやまないK子さんには自然とそなわっていたのかもしれません。恐るべしK子!
貴方も、是非、ブックフェアに足を運んで、貴方ならではの阿寒を再発見してください。