阿寒クラシックトレイルで北海道150年を盛り上げよう!

北海道150年の公式サイトです

阿寒クラシックトレイル研究会が北海道命名150年記念事業の参加応援企画団体に名を連ねました。実施事業は阿寒クラシックトレイルです。今年の申込がはじまっています。ちなみに全道ではこんな企画が名を連ねています。
https://hokkaido150.jp/…/upl…/2017/06/miraiichiran170607.pdf

阿寒クラシックトレイル行程図
阿寒クラシックトレイル2017実施チラシです。

 

ジオラマモードで湿原を撮影

小さく見えるヤチボウズ
ヤマドリゼンマイにはアプロマシー(他感作用)があるのでしょうか?サークル状の群生が点在してます。
鶴居軌道。一本道に人が居れば。
ミツガシワの群生です。少しピントが甘くなります。

デジタルカメラについているジオラマモードで湿原を撮影してみました。ミニチュア模型のような効果があるのですが、動画で人の動きがあるほうがより効果的かもしれません。湿原のなかのエゾシカの群れを動画で撮影してみたいとおもいました。

こんな身近で高山植物に出会える温根内木道

温根内木道の先端部が高層湿原(ミズゴケ湿原)です

高層湿原又の名をミズゴケ湿原といいます。貧栄養で寒冷、弱酸性という厳しい生息環境に小さな植物たちが息づいています。本州では高山植物の仲間になるこれらの植物を釧路湿原の温根内木道の先端部にいくと出会うことができます。現在、エゾイソツツジ、ヒメシャクナゲ、ワタスゲ、コツマトリソウなどが開花しています。

ワタスゲの綿毛は湿原の代表的なお飾り
ヒメシャクナゲは小さいけどピンクの花が発見の目印
厳しい環境のなかで咲くエゾイソツツジ
コツマトリソウ。たった一輪発見。これからですね。

ミツガシワは表現する!

湿原のなかの川沿いに群生しています

氷河期の生き残り種(レリック)ミツガシワが今、真っ盛りです。約1万年前に終わったのが最終氷河期(ウルム氷河期)ですが、陸続きだったシベリア大陸から渡って来た北方系の動植物の生き残りです。和名の由来は、3枚ある葉の形が「柏の葉」や家紋の「三柏」に似ているというところからきています。花言葉は「私は表現する」だそうです。なるほど、その名に相応しい表現力です。温根内の木道沿いに5月下旬から6月上旬、群生します。なかにはピンク系の珍しいものもありますが、同じ遺存種のハナタネツケバナも開花しているので、今の時期の湿原は見逃せませんよ!

柏のような葉が三枚で白い花が優雅です
もっともピンク色の花を見つけました
ルーペで見るとこんな微細なデザインを堪能できます
ずっと奥までミツガシワの群生です

英国のジンジャー・ブレッドを再現してみた

わが舎で再現したジンジャー・ブレッド、なかなかいける味

先月、湖水地方を旅行しました。英国を代表する詩人ワーズワースの暮らしたグラスミア(阿寒湖温泉と同じくらいの街)を訪れた時、ワーズワースの墓地に隣接して名物のジンジャー・ブレッドのお店に立ち寄りました。創業160年、門外不出の秘伝レシピで作ったブレッドは味も絶品。ソフトな口ざわりと力強いジンジャーの風味。1週間しか日持ちしないので、お土産にはできず、結局、在英中、朝食後のスイーツで活力源となりました。
秘伝レシピなので、当舎の凸凹クッキーをベースにジンジャー・ブレッドを試作しました。これが何と絶品の味わい!テイストは全然違うんだけど(よりハードなクッキー)我ながらいい線いってる!今年はこれで行こう!

試作ジンジャー・ブレッドは本家よりハードでジンジャー風味はソフトなんです
こちらは本家。しっとりとした口ざわりに絶妙なジンジャーの風味が広がる
この小さなお店でジンジャーブレッドを160年間売り続けている
お店の入口の背後はワーズワースが眠る墓地

釧路湿原、阿寒・摩周の2つの国立公園をメインに、自然の恵が命にもたらす恩恵を体感し、自然環境における連鎖や共生の姿を動植物の営みをとおしてご案内します。また、アイヌや先人たちの知恵や暮らしに学びながら、私たちのライフスタイルや人生観、自然観を見つめ直す機会を提供することをガイド理念としています。