「凸凹日誌」カテゴリーアーカイブ

英国のジンジャー・ブレッドを再現してみた

わが舎で再現したジンジャー・ブレッド、なかなかいける味

先月、湖水地方を旅行しました。英国を代表する詩人ワーズワースの暮らしたグラスミア(阿寒湖温泉と同じくらいの街)を訪れた時、ワーズワースの墓地に隣接して名物のジンジャー・ブレッドのお店に立ち寄りました。創業160年、門外不出の秘伝レシピで作ったブレッドは味も絶品。ソフトな口ざわりと力強いジンジャーの風味。1週間しか日持ちしないので、お土産にはできず、結局、在英中、朝食後のスイーツで活力源となりました。
秘伝レシピなので、当舎の凸凹クッキーをベースにジンジャー・ブレッドを試作しました。これが何と絶品の味わい!テイストは全然違うんだけど(よりハードなクッキー)我ながらいい線いってる!今年はこれで行こう!

試作ジンジャー・ブレッドは本家よりハードでジンジャー風味はソフトなんです
こちらは本家。しっとりとした口ざわりに絶妙なジンジャーの風味が広がる
この小さなお店でジンジャーブレッドを160年間売り続けている
お店の入口の背後はワーズワースが眠る墓地

ヒトリシズカを見るなら達古武湖木道へ

釧路湿原の東岸に位置する達古武湖の木道は夢ヶ丘展望台までの往復の道。往復約4kmほどだとおもいますが、少し登りがきついですが、ヤチボウズの群落を見るには最高です。今の時期は、ヒトリシズカが多く、ネコノメソウやフデリンドウ、アカスミレなども咲いています。ちょっとハイキング気分で展望台にはベンチもありますので、ランチ持参もいいですね。

コーチャンフォーで販売状況をチェック

サービスカウンター特設コーナー。「北の国から」の横なんて光栄!

今日、釧路のコーチャンフォーに寄りましたら拙書『旅する阿寒』が店頭を飾っておりました。新刊書紹介とカウンター、そして地方出版コーナーの3箇所で陳列されておりました。ありがたいことです。記念写真を撮ったら、フラッシュが光って、店の方にチェックされました。不審者ではありません!我が子の姿をひと目見に…!

地域出版コーナーでは堂々の2段積み
田中角栄父娘に囲まれております

春真っ盛りの釧路湿原

エゾネコノメソウとスミレが散策路を飾っています

今日は快晴で暖かったので、湿原に下見を兼ねてひとり散策。こんな感じでした。数日好天が続きそうです。

ヤチボウズの新緑は湿原の春そのもの
水辺にはエンコウソウが咲き始め
ニュウナイスズメも舌たらず気味のさえずり
カブスゲの花ですか?
サクラソウも咲き始めました
オオバナノエンレイソウが満開
エゾヤマザクラも湿原につつましく開花

春が来たぞ~!!!

エゾヤマザクラはソメイヨシノよりピンクが濃い自生種です

北国の春は一言でいえば、ドット来る!という感じ。エゾヤマザクラが満開を向かえ、チシマザクラやジバザクラ、庭のサクラソウも満開です。野山も湿原もこれから僅かの期間、次から次へ短い春を謳歌します。

チシマザクラは新緑も同時進行
庭の園芸種サクラソウ。野草のサクラソウも咲く初めています
オオバナノエンレイソウも満開。野山を飾ります。
これはちょっとルバーブもこんなになりました。美味しいジャムまであと一歩。
サクラソウは観光名所が多数あり、道東では東藻琴が有名です