「凸凹日誌」カテゴリーアーカイブ

英語ガイド研修in春国岱

 

英語でガイドしてます。本当ですよ!

根室で英語ガイド研修。春国岱で英語ガイドしました。ユキホオジロの百羽ほどの群れに出会い、参加者興奮。私といえば頭は英語とユキホオジロで混乱状態。写真も撮れず。英語で言えば、It is difficult for me to do two ways birdwatching and speaking english at the same time.

英語でガイド中、ユキホオジロの群れも目にはいらず?!
新谷講師と同級生の高野さん、ネットと座学、現地研修の3本立てです
春国岱はラムサール登録湿地で年間約320種の野鳥が確認されている野鳥の楽園です。
受講者が交代で英語ガイドです
ユキホオジロが空を舞う。 Snow buntings are flying in the sky.
野鳥ハイドで昼食。ヤキトリ弁当です!?
市民の森ハイドは60種類ほどの野鳥が記録されています

 

武四郎の足跡を講演しました。

フィールドを歩きながらガイドする気持ちでスライドを使いました
フィールドを歩きながらガイドする気持ちでスライドを使いました

釧路学教養講座で『松浦武四郎の足跡』と題して、1時間30分の講演をしました。私の連載エッセイ「旅する阿寒」を呼んでくださっていた担当者が講師に推薦してくれたようです。武四郎の釧路での足跡と阿寒クラシックトレイルのことを話しましたが、時間が足りず、少し最後は尻切れトンボ状態でした。経験不足なんでしょうか、時間配分がなかなかうまく行きません。それでも約50名の受講者の方は熱心に聴いてくれました。お話していると聴衆の表情は結構伺い知れるので、ほとんど寝ている方もいなくて、話がいがある講演でした。これからもこういう機会をとおして、阿寒クラシックトレイルもアピールしていきたいものです。

武四郎御膳(阿寒で武四郎が食べたもの)の説明です
武四郎御膳(阿寒で武四郎が食べたもの)の説明です
こんな多くの方に講演するのも久しぶりで緊張
こんな多くの方に講演するのも久しぶりで緊張

紅葉満開の「川の道」で阿寒の自然を堪能

紅葉と阿寒川、そして針葉樹と山並み。これが「川の道」だ!
紅葉と阿寒川、そして針葉樹と山並み。これが「川の道」だ!

 

随所に小川があり、水面に紅葉が彩りをそえます
随所に小川があり、水面に紅葉が彩りをそえます

10月23日に阿寒クラシックトレイル「川の道」を開催しました。とてもめまぐるしく天気が変わる日でしたが、釧路の天気予報とも違い、なかなか予測がつきません。晴れ、くもり、雨、晴れ、そして雪、再び晴れという具合。

阿寒の森で採取されたシナノキの蜂蜜いりとベリーとチョコ入りのスコーンが安井代表の参加者へのグルメの贈り物。旨い!
阿寒の森で採取されたシナノキの蜂蜜いりとベリーとチョコ入りのスコーンが安井代表の参加者へのグルメの贈り物。旨い!

さて、紅葉はなんとか終盤に間に合った感じで、ヤマモミジの紅葉が誠に美しく、川の流れと背後の山とのコントラストに圧巻されました。「川の道」はいつも秋におこなっておりますが、このエリアは阿寒でも特にヤマモミジが多く、紅葉の美しい処のひとつです。台風の影響で道が結構、荒れており、参加者の皆さんもちょっと苦労されているようでした。阿寒の森で採取されたシナノキの蜂蜜入りスコーンやの天然エノキの味噌汁などご当地グルメも充実のツアーでした。

紅葉のなかをルンルン気分で散策します
紅葉のなかをルンルン気分で散策します
阿寒のアイヌの人達がカムイミンタラと呼ぶ台地
阿寒のアイヌの人達がカムイミンタラと呼ぶ台地
台風の影響か、大木が道路をふさいでいました
台風の影響か、大木が道路をふさいでいました
倒れたカツラは中が空洞で、天然丸木舟状態
倒れたカツラは中が空洞で、天然丸木舟状態
クマが昇った爪跡が上まで、横にブドウのツルがありました
クマが昇った爪跡が上まで、横にブドウのツルがありました
13名の参加者が皆、約4時間ほどの散策を楽しみました
13名の参加者が皆、約4時間ほどの散策を楽しみました
こんな歩きやすい林道跡もあります
こんな歩きやすい林道跡もあります

マリモ祭りに参加して、阿寒の秋を満喫してきました

マリモを迎えたかがり火が参加者全員のタイマツにともり街中を行進します
マリモを迎えたかがり火が参加者全員のタイマツにともり街中を行進します
今年の祭主は阿寒アイヌ工芸協同組合長の西田さんが務めました
今年の祭主は阿寒アイヌ工芸協同組合長の西田さんが務めました

阿寒湖温泉最大の祭り、第67回「マリモ祭り」に行ってきました。マリモ祭りは昭和25年に、マリモ保護をすすめるためにアイヌと和人が協同で創作した祭りです。当時、電力需要のため阿寒湖の水位低下によるマリモの枯渇が問題となり「開発か、自然保護か」という見出しが新聞を飾りました。また、マリモを観光土産に売却するのも問題となり、マリモを湖に戻そうという運動が発端となって祭りがスタートしました。
今年は好天に恵まれ、湖からマリモを迎える儀式から観光客も一緒にアイヌコタンまでたいまつ行進、その後、全道から集まったアイヌの方々の各地の民族舞踊披露をおこないました。

温泉街をマリモを先頭にパレード
温泉街をマリモを先頭にパレード

翌日はアイヌコタンから温泉街をパレードし、送る儀式でマリモを湖に戻して終了となりました。
祭りは10月8.9.10日の3日間と決まっていますので、暦周りのいい今年はお客も多い感じでした。初日はマリモの生息地観察がおこなわれますし、2日目の昼からは、温泉街の関係者が参加するマリモ祭り音頭がまちなかを練り歩きます。皆さんも是非一度、「西の札幌雪祭り、東の阿寒マリモ祭り」と謳われた北海道を代表するアイヌと和人が創った自然愛護の祭りをご覧下さい。

夜のアイヌコタンで全道から集まったアイヌの皆さんが各地の踊りを披露
夜のアイヌコタンで全道から集まったアイヌの皆さんが各地の踊りを披露
アイヌコタンをパレードが出発します
アイヌコタンをパレードが出発します
紅葉はこれから本番という感じでした
紅葉はこれから本番という感じでした
前田一歩園の創設者前田正名の像の前で、奉納の舞(クリムセ)
前田一歩園の創設者前田正名の像の前で、奉納の舞(クリムセ)
パレードでは前田一歩園三代目園主で「阿寒のハポ(母)」と慕われた前田光子さんの山荘前でご挨拶
パレードでは前田一歩園三代目園主で「阿寒のハポ(母)」と慕われた前田光子さんの山荘前でご挨拶
前田光子さんの肖像画を中心に関係者が記念写真
前田光子さんの肖像画を中心に関係者が記念写真
送りの儀式前に全道のアイヌ団体が踊りのイベント
送りの儀式前に全道のアイヌ団体が踊りのイベント
最終の送る儀式でマリモは湖に戻っていきます
最終の送る儀式でマリモは湖に戻っていきます