「武四郎逍遥」カテゴリーアーカイブ

仲間と一緒に一泊摩周紀行を堪能

摩周外輪から根釧原野を遠望

中標津の養老牛温泉に旧友たちと1泊。ヌクヌクのロビーからバードテーブルに集まってくる野鳥たちを観察しました。翌日は摩周湖外輪のスノーシューハイク。晴天の中で野生の息吹と雄大な道東の景観を一望できました。

養老牛温泉のスターはシマフクロウ
ヒヨドリとミヤマカケスが餌台で仲良く順番まち
餌台に集まる野鳥たち、これはシメの雌かな
ミヤマカケスの翼羽のライトブルーが鮮やかです
これは珍客エゾクロテン。でも餌台に住み着いているよう
スノーシューが初めての友人も居て緊張の準備
武四郎も通った道をスノーシューで探訪

釧路新聞文化欄に阿寒クラシックトレイルの記事寄稿

釧路新聞の文化欄に私の拙文が掲載されました。阿寒クラシックトレイルのことを書きました。北海道は2018年に北海道命名150年を迎えるので、近頃、松浦武四郎(北海道の命名者)の話題が多くなっております。少しでも阿寒クラシックトレイルの活動がPR出来たらとおもいます。よろしければご一読ください。

 

武四郎の足跡を講演しました。

フィールドを歩きながらガイドする気持ちでスライドを使いました
フィールドを歩きながらガイドする気持ちでスライドを使いました

釧路学教養講座で『松浦武四郎の足跡』と題して、1時間30分の講演をしました。私の連載エッセイ「旅する阿寒」を呼んでくださっていた担当者が講師に推薦してくれたようです。武四郎の釧路での足跡と阿寒クラシックトレイルのことを話しましたが、時間が足りず、少し最後は尻切れトンボ状態でした。経験不足なんでしょうか、時間配分がなかなかうまく行きません。それでも約50名の受講者の方は熱心に聴いてくれました。お話していると聴衆の表情は結構伺い知れるので、ほとんど寝ている方もいなくて、話がいがある講演でした。これからもこういう機会をとおして、阿寒クラシックトレイルもアピールしていきたいものです。

武四郎御膳(阿寒で武四郎が食べたもの)の説明です
武四郎御膳(阿寒で武四郎が食べたもの)の説明です
こんな多くの方に講演するのも久しぶりで緊張
こんな多くの方に講演するのも久しぶりで緊張

紅葉満開の「川の道」で阿寒の自然を堪能

紅葉と阿寒川、そして針葉樹と山並み。これが「川の道」だ!
紅葉と阿寒川、そして針葉樹と山並み。これが「川の道」だ!

 

随所に小川があり、水面に紅葉が彩りをそえます
随所に小川があり、水面に紅葉が彩りをそえます

10月23日に阿寒クラシックトレイル「川の道」を開催しました。とてもめまぐるしく天気が変わる日でしたが、釧路の天気予報とも違い、なかなか予測がつきません。晴れ、くもり、雨、晴れ、そして雪、再び晴れという具合。

阿寒の森で採取されたシナノキの蜂蜜いりとベリーとチョコ入りのスコーンが安井代表の参加者へのグルメの贈り物。旨い!
阿寒の森で採取されたシナノキの蜂蜜いりとベリーとチョコ入りのスコーンが安井代表の参加者へのグルメの贈り物。旨い!

さて、紅葉はなんとか終盤に間に合った感じで、ヤマモミジの紅葉が誠に美しく、川の流れと背後の山とのコントラストに圧巻されました。「川の道」はいつも秋におこなっておりますが、このエリアは阿寒でも特にヤマモミジが多く、紅葉の美しい処のひとつです。台風の影響で道が結構、荒れており、参加者の皆さんもちょっと苦労されているようでした。阿寒の森で採取されたシナノキの蜂蜜入りスコーンやの天然エノキの味噌汁などご当地グルメも充実のツアーでした。

紅葉のなかをルンルン気分で散策します
紅葉のなかをルンルン気分で散策します
阿寒のアイヌの人達がカムイミンタラと呼ぶ台地
阿寒のアイヌの人達がカムイミンタラと呼ぶ台地
台風の影響か、大木が道路をふさいでいました
台風の影響か、大木が道路をふさいでいました
倒れたカツラは中が空洞で、天然丸木舟状態
倒れたカツラは中が空洞で、天然丸木舟状態
クマが昇った爪跡が上まで、横にブドウのツルがありました
クマが昇った爪跡が上まで、横にブドウのツルがありました
13名の参加者が皆、約4時間ほどの散策を楽しみました
13名の参加者が皆、約4時間ほどの散策を楽しみました
こんな歩きやすい林道跡もあります
こんな歩きやすい林道跡もあります

「里の道」スペシャルイベントは生涯の記憶に残る2日間であった

焚き火を囲んでアイヌ音楽と語りのステージ
焚き火を囲んでアイヌ音楽と語りのステージ

阿寒クラシックトレイル「里の道」1泊2日のスペシャルイベントは我が生涯の記憶に残る2日間でした。快晴のトレッキング、旧上徹別小学校の佇まい、ユックオハウとイナキビごはんのアイヌ料理、古老エカシの昔話、カピウ&アパッポのアイヌ音楽ライブ、阿寒の森のマツタケのお吸い物とお粥の朝食等々、どれも極上。特に焚き火を囲んで満天の星の下での語りと音楽では、まさにこの場が昔の飽別コタンであったことを体感。鹿笛を吹いたら闇のなかから応える鹿の鳴き声!焚き火がはねた時、古のコタンの人々が我々の周りを囲んでいたのではとおもった。まさに今昔のライブステージ。

「里の道」25kを完走
「里の道」25kを完走
旧上徹別小学校で1泊
旧上徹別小学校で1泊
夕飯はユックオハウ(鹿肉の汁物)とイナキビご飯のアイヌ料理
夕飯はユックオハウ(鹿肉の汁物)とイナキビご飯
アイヌの古老山本さんのお話はこのコタンでの実体験
アイヌの古老山本さんのお話はこのコタンでの実体験
カピウ&アパッポのライブは唄と古式音楽
カピウ&アパッポのライブは唄と古式音楽
朝食に阿寒の天然マツタケお吸い物参上!
朝食に阿寒の天然マツタケお吸い物参上!
ムックリが満点の星空に響き渡る
ムックリが満点の星空に響き渡る