マリモ10フレーズ
マリモは水中で生活する緑藻類の一種
1897年、マリモを命名した北大生 川上龍彌(たきや)は後に初代台湾国立博物館館長
球状のマリモは現在、阿寒湖とアイスランドのミーバトン湖だけにある稀少なもの
国のレッドリストでは絶滅危険性が最も高い絶滅危惧Ⅰ類に分類
糸状や付着するものなどは全国や世界の湖沼に生息
生息地のチュウルイ湾などは特別保護区ですが、年に数度観察の行事がおこなわれる
マリモ祭りは、保護をすすめるためアイヌと和人が協同で創作した祭り
マリモは食べれませんがマリモ羊羹は食べれる
今、マリモと阿寒湖湖沼群は世界自然遺産登録を目指す
周りの自然がしっかりしてこそ存在する阿寒の自然の象徴
釧路湿原10フレーズ
釧路湿原は日本全体の湿原の約60%を占める日本最大の湿原
約2000種の動植物が生息する、命のゆりかご
約6千年前の釧路湿原は海におおわれた入り江
最後の氷河期に陸続きだった大陸から渡った生き物が湿原には今も生息
ヤチボウズという凸凹がうみだす独自の景観
東西35km南北25km、山手線がすっぽりおさまる広さ
湿原の周辺には旧石器時代から、縄文、続縄文、擦文、アイヌ時代を生きた人々の遺跡
アイヌはタンチョウをサロルンカムイ、湿原の神さまと崇める
開拓民は水の大地で水稲耕作を試みましたが、低温でかなわず
湿原のベースである泥炭は植物が腐食しないで堆積したもので年中冷涼の気候が湿原をささえる
阿寒10フレーズ
阿寒は日本で初めて国立公園が出来た昭和9年に指定された国立公園
アイヌ語のアカンの由来には諸説あり、雄大な雄阿寒岳に不動のイメージを託したアカン説もその一つ
雄阿寒岳の山ろく部には原始林のたたずまいを残す森林帯
阿寒湖周辺の森林は前田一歩園が所有管理し、3百年前の森の姿へ戻す森づくり
人と自然が共生する循環思想を活かした阿寒湖温泉の観光まちづくり
樹齢8百年から千年に及ぶカツラやミズナラの巨樹
阿寒湖には漁業権が設定され、ラムサール登録湿地でもあり、漁業や釣りで賢明な利用
温泉源は13本あり、それぞれが利用施設に引き込まれているため、泉質は施設ごとに個性
ボッケ散策路は、温泉街に隣接し、60種ほどの植物やエゾリスやクマゲラが生息する奇跡の小路
街の中心から2km以内にスキー場、スケート場、氷上レジャーランドがコンパクトに