お客さんから「夏にタンチョウが見れると思わなかった」との声をよく聞くので、グリーンシーズンのタンチョウをご紹介します。北海道は通常、11月から4月までの6ケ月はいつ雪が降ってもおかしくないので、冬が半年あることになります。
残りの半年がグリーンシーズンで春(5,6月)夏(7,8月)秋(9、10月)という感じでしょうか。
タンチョウは人工給餌の期間(12月から3月位)は給餌場に百羽以上集まりますし、川をねぐらにし、集団生活を営みます。グリーンシーズンは番(つがい)を核にテリトリーを湿原に形成し、子育てに励みますが、まだペアをつくらない若鳥たちは数羽のグループで生活することになります。
確かに冬よりグリーンシーズンの方がタンチョウを見る確率は下がりますが、そこはガイドの腕の見せ所で、それになりの場所にご案内することになります。夏は道路際の牧草地でもタンチョウがいることがあります。車の運転に気をつけて、是非、グリーンシーズンのタンチョウをあなたもお探しください。