十勝の浦幌町の南側に位置する三日月沼周辺は、ガンの渡りで賑わっています。先日(11月6日)に秋の渡りで集うガンたちを見てきました。春は3月22日に見ています。一時、絶滅の危機に瀕していたハクガンやシジュウカラガンも関係者の努力で数を増しているようです。特にハクガンは主要繁殖地の北極海ウランゲリ島での保護活動がうまくいっているようで、今回も沢山の若鳥たちを確認することができました。
個体数では、シジュウカラガン>ハクガン>マガン>ヒシクイという感じで、ハクチョウもいました。釧路周辺(シラルトロ湖、鶴居村など)で見かけるヒシクイは亜種オオヒシクイなのですが、十勝のそれはヒシクイなのか、オオヒシクイなのか、ちょっと見た目では確認できませんでした。
大きな群れが少なくとも2~3箇所確認できたので全体数は把握し切れません。
長い時間、飛翔の姿、採餌の様子、色合いや姿を見ても飽きない晩秋のひと時でした。