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今年の紅葉も綺麗だった

阿寒川はヤマモミジが多く紅葉の名所

特別に新しい紅葉スポットを見つけたわけではないけれど、今年の紅葉(も)綺麗でした。竹内まりあの曲に「あと何度、この景色を見ることができるのだろう…」というフレーズがあったけど、この歳になると、今まで以上に景色を愛でる気持ちが高まってきます。紅葉のピークは過ぎましたけれど晩秋のたたずまいを感じることのできる期間ですね。

阿寒の紅葉の名所。下川原さんの自然庭園。今年も賑わってました
紅葉といえば滝口。様々な樹種の紅葉と滝の流れのコントラスト
雄別炭鉱跡は街が自然に還っているところ
紅葉の阿寒川はちょっと車を降りて川に出るとこんな景色が
落葉の絨毯にミズナラの幼木がかわいい
リアル熊のオブジェと戯れる

 

これぞ秋の鶴居村!

秋ならではの快晴に阿寒の山並みが美しい
キラコタン岬から湿原も秋の装い
これぞ人と自然が共生する鶴居村の姿
雪裡川の寝床にははや、タンチョウの姿が

晩秋(ちょっと気が早い)の鶴居村を愛知県からいらしたご夫婦を1日ガイドしてきました。この時期、タンチョウが刈り入れ後のデントコーン畑に集まってきていて、冬の寝床で有名な音羽橋にも数羽が居ました。ヨシ原は紅葉の色を深め、チルワツナイ川にはタンチョウの番が餌をついばんでいました。いつもと違うのは遡上するサケの姿を確認できませんでした。記録的不漁が二年連続で心配です。快晴の秋空に雌阿寒、雄阿寒の姿が美しい。その空をヒシクイの編隊が飛んで行きました。

虫たちも秋日和

 

タイリクアカネの♂です。温帯亜寒帯に広く分布し欧州では最も多いトンボとのこと。

温根内木道で修学旅行のガイドを終えた後、あずまやで一休み。木柵に秋の陽を浴びて虫たちが日向ぼっこしていました。図鑑で調べたらいろいろ勉強できます。釧路湿原には40種を越えるトンボが確認されていますが、北方系と南方系が入り混じっています。

ムツアカネ。オスは「黒い赤とんぼ」といわれるそうです
ミドリフキバッタは和名が蕗飛蝗なので葉っぱの好みはフキなんでしょう
キトンボのオスですが、黄色というよりオレンジ
ハネナガフキバッタ
エゾツノカメムシ。カメムシにもいろいろ種類がありますね

 

「里の道」が無事終了しました

近代産業遺産の雄別鉄道跡を行く一行、スタート直後なので皆フレッシュ。

2017年の阿寒クラシックトレイルのスタートをきって「里の道」が9月23日開催されました。曇り空ですが時々晴れ間も覗き、気温も20℃以下で絶好のコンデッションでした。
参加者は遠くは根室からも含め13名。スタッフ共に約20名ほどでのトレッキングでした。午前中の雄別鉄道跡や大正道路は台風の影響もあり悪条件のところもありましたが、無事通過。武四郎宿泊地やアイヌ地名など所々を解説し、楽しみながらの散策で25kmを歩ききりました。

お昼休みはトレイルエンジェル小瀬牧場。トマト、イモ、飲み物のおもてなしで一同感激!

参加者の方のお話や昼食箇所の小瀬牧場さんの心当てはまるもてなしなどに支えながら一緒に楽しめたことが最高のプレゼントでした。次回、「川の道」は10月22日です。まだ定員に余裕あり、是非お問い合わせください。(掲載写真は参加者の草皆衛さん提供です)

ホルイナイの小人伝説がある岩穴を解説。地質に詳しい参加者から岩の解説もあり一同納得!
武四郎一行が泊まったトノモウ家跡を解説
大正道路の峠越えです
午後から徹別の道を行く
ソウシ(蘇牛)の道を行く、後3kmほどでゴール
阿寒川の水力発電の終着点阿寒川への放流点。
ゴールでお互いを祝福します。よくやった!
ゴールは桜の名所、上徹別福祉館。午後4時30分でした。

不帰ノ劔(かえらずのけん)から帰ってきました

2日目は天候も回復し快適な山行でした

後立山連峰を唐松岳から白馬岳まで、不帰ノ劔(かえらずのけん)を通過して縦走してきました。ここ数年来、日本アルプスの主要縦走路を歩いてきましたがとりあえず予定の経路を無事登り終えました。今回は色々な気象条件があり、実施可否の判断も難しかったですが、それもまたいい経験になりました。疲れをとりつつ、阿寒クラシックトレイル「里の道」の準備です。天気はよさそうです。一緒に歩きましょう!

鎖場やハシゴの連続する難所です
不帰ノ劔(かえらずのけん)の空中ハシゴ。そんなに怖くはありませんでした。
無事、不帰ノ劔(かえらずのけん)を通過。
後立山連峰の縦走は2回目。これでほぼ完歩。
花の名所ですが秋の野草が咲き誇って紅葉も綺麗でした
安全第一の私とちょっぴり危険が好きな連れ。ウェアが物語る凸凹コンビ。
白馬岳への稜線。朝霧のなかをいきます