「凸凹日誌」カテゴリーアーカイブ

釧路湿原にも春が来た~

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厳しい冬と麗らかな春

 

★IMG_0154釧路湿原周辺の散策路をチェックしてきました。釧路市湿原展望台から温根内木道を経由して温根内ビジターセンターまでの約6.5kです。快晴の好天のもと、春の息吹を体感してきました。野鳥たちは去る鳥、来る鳥が交錯する時期ですが、夏鳥も結構な種類がやってきています。野草はフキノトウが目立ちますが、草花の新芽が芽吹いて、ヤチボウズにもスゲの緑がちょっと見えます。エゾアカガエルが合唱していますが、近づくとパタッと鳴き止みます。声は聞こえど姿は見えず、卵は沢山水のなか状態です。やっと一匹捕まえて記念写真。生物達も気持ちがいいのか、よく姿を見せてくれました。今年は是非、一度このコースを歩いてみてください。釧路湿原の魅力を体感できますよ。
<4/22に会えた生物たち>
野鳥:タンチョウ、シマエナガ、ヒガラ、オオジシギ、ノビタキ、オオジュリン、ハシブトガラ、オジロワシ、キジバト、キバシリ、ヒシクイ、ゴジュウガラ、ベニマシコ、ハシブトガラス、トビ、カシラダカ、アオジ
その他:エゾアカガエル、シマリス

 

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高山植物の春紅葉
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なあ~んだ?
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はーるばる来たぜノビタキ!
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鳥ネクタイのヒガラ
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柳が好きですカラ
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成虫で越冬したのでボロボロ
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カシラダガ北へ帰る
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紅が染みるぜベニマシコ
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緑なき湿原
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春の陽を浴びるエルタテハ
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シマリス参上
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かわいいエナガ

 

春採湖で春をトル

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春採湖と博物館をバックにオニグルミの羊顔

 

釧路市民の憩いの水辺、春採湖で春を撮ってきました。1周約4kほどで植物も多く、野鳥の宝庫でしたが最近はどういうわけか、野鳥のほうは寂しくなりました。とはいえ、常連のオオバン、早めのカワラヒワ、さらにはノビタキ(写真なし)もいました。湖面では百を超えるカワアイサの群れが北帰行の途中に立ち寄って休憩しているのではないかとおもいます。一斉に潜水しまた一斉に浮上する動作を繰り返していましたが、きっと集団ストレッチに違いありません。
南向きの斜面にはエゾエンゴサクが咲き誇り、湖岸はフキノトウやバイケイソウの芽吹きが全国唯一の石炭列車の線路脇も飾っています。エゾヤマザクラはまだ頑なに芽を閉じ、5月をまっています。オニグルミは変身の用意万端、ハマナスも地味だけと芽も赤いところを見せてくれてます。春採湖は、昔は春鳥ともいいましたが、今日は、私の春撮湖でした。

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石炭運搬列車が散策路と併走します
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沼尻川河口にはコイの群れ
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カワラヒワがさえずっていました。なかなかの美声
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常連のオオバンはここで繁殖
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プレーの準備に思案顔
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エゾエンゴサクとバイケイソウの花園オープン
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マガモの夫妻。雄の尾羽の巻き上げに注目
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ハマナスの芽吹き。やっぱりハマナス色
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エゾヤマザクラは硬く芽を閉ざし
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①百羽をこえるカワイアサの群れ
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②一斉に潜水
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③また一斉に浮上を繰り返す

 

釧路湿原早春賦

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何をついばむヒシクイさん。(鶴居村)

▸山花、鶴居、コッタロ、塘路と釧路湿原をぐるっとドライブしてきました。早春です。行く冬と来る春が同居しているような、どこか居心地の悪そうな、そんな季節です。
▸鶴居の牧草地にヒシクイの群れが休んでいました。これからシベリアに向かうのでしょうか。オレンジ色の脚を伸ばしてのんびりと草を食んでいるようでした。釧路川河畔にはエゾシカの親子連れが人なれしているのか、アップ撮影に応じてくれました。
▸塘路湖は湖岸に柔らかな氷がまだ残っている中、オジロワシの若鳥が数羽たむろしていました。北へ帰るのか、ここに留まるのか、考えあぐねているようでした。
▸湖岸にはフキノトウが芽吹き、柳が花を咲かせています。上空をオオハクチョウが編隊をつくって飛んでいきました。

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さびしげな、たよりなさげなオジロワシ(塘路湖)
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湖岸を彩るフキノトウ(塘路湖)
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釧路川、早春の流れ
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道内でシカ被害がおっとも多い釧路。貴方のせいではありませんが…
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オレンジ色の脚が特徴。ヒシが好きだからヒシクイ?


塘路でショッピング

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いいね~

 

▸好天に促されるように、早春の湿原をドライブして塘路によりました。いつも顔を出す木工の「Craft KA2(クラフトカツ)」さんは、木工家具やクラフト製品をつくる勝也さんと手作り小物をつくる貴子さんの名コンビのお店。わが舎の社印や私の蔵書印も彼女の作品。また、わが家の家具やまな板などは彼の作品です。新作もチラホラみながら、パン用のまな板購入。皆さんも塘路に行かれたときは是非お立ち寄りを。
▸塘路湖名物といえば、ワカサギですが、ここの筏焼きがお気に入りです。今回は丹頂食堂で、このワカサギ筏焼と珍しいカワエビの佃煮をゲット。それぞれ個性的な風味が結構です。お店にあったタヌキの置物をおもわずショット!野生で見るタヌキより、このイメージが懐かしい。

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塘路駅から塘路湖に向かって数分歩くと左側
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パンフも素敵なはんこ屋さん
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タモの木のまな板。いいね!
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あっさり、こってり、風味が素材の味を活かしてます

 

月食  lunar eclipse

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ほぼ皆既月食。赤黒い月光が特徴のようです。

 

▸皆既月食を撮影してみました。私のカメラはCanon PowerShot SX50HSというもので、マクロから50倍ズームまでこなす軽量なコンパクトデジカメです。若かりし時は写真小僧だったので、一眼レフから自分で現像処理や焼付けもしていました。現在は、作品というより記録という感じで撮ってます。さて、皆既月食の撮影は順調でしたが、午後8時54分からの皆既月食になってからピントが合いません。このカメラは自動焦点なんですが、超望遠で皆既月食で光も翳り、機械が混乱したようです。説明書をひっくりかえし、やっと自動から手動への切り替えを見つけ、無限大固定ピントでの撮影をしたときは皆既月食を少し過ぎていました。
▸英語で日食はソーラーエクリプス(Solar eclipse)、月食はルーナーエクリプス( lunar eclipse )というそうです。エクリプスは食、つまり欠けることなんですね。野鳥の世界ではカモ類の雄は繁殖羽が換羽する時期に、雌のように地味な色になり、一時飛べなくなります。この時期をエクリプスといいます。夏過ぎに湖岸でもたもたしているマガモのエクリプスを見かけます。
▸ちなみに、馬の世界では現在のサラブレッドの有名な血統ラインを築いた名馬にエクリプスという馬がいました。こちらは何が欠けていたのでしょう。

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普段の満月。さてこれから月食が…
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月食前半戦です。
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大部隠れました。