
どうも午後から親鳥の動きが変で、巣に向かわなくなりました。巣のあるヒバの木の隣にはオンコとナナカマドがあり、親鳥の出入りがこちらに移動しているので目をこらすとひな鳥がうろちょろしていました。もちろん、まだ給餌をしてもらい、自らも飛ぶことはできませんが、全体に鳥らしい格好になっています。もう少しで本当の巣立ちです。まだまだ心配ですね。




我が舎の庭に最初にメジロが姿を現したのは5月の中頃。初めての訪問に驚きましたが、その後、ちらほらメジロが庭のヒバの木あたりを行き来するので、様子を見るとカップ半球の巣がありました。抱卵したのか、確認できないまま、単眼鏡(20倍)で観察をはじめたところ、6月5日にヒナに餌をやるところを確認しました。ヒナの数は3つ。親鳥が交互に餌を運んでいます。その後、もっと巣が覗ける場所を探して、2階から窓越しに単眼鏡とカメラを設置して観察を続けています。抱卵期間は約11日、孵化後10~12日で巣立ちということなので、
・5月25日頃 出産
・6月5日 孵化
・6月15~17日 巣立ち
こんな予定ですが、何せ巣立ち直後にカラスなどの外敵にやられることが多いようで、これからが心配です。なんとか無事、巣立ってくれるのを祈ってます。
ゴールデン・ウィーク前から湿原には続々夏鳥がやって来ています。ヒバリから始まって、アオジ、ノビタキ、オオジュリンなどが目に付きますが、ここ数日、湿原を探訪しているとオオジシギ、アカハラ、ウグイスなどのさえずりや飛翔も見られます。今年はオオルリやメジロにもお目にかかりました。特にメジロはこの地域では珍しく、それが我が家の庭にやってきてビックリ! これからもエゾセンニュウ、カッコウ、キビタキ、ツバメ類などの後発組がGW明けにやってきます。
温根内まで6.5kのコースは湿原の魅力を体感出来るロングコースです。早春の少し冷たい風に吹かれながら、釧路湿原の春のフォトスケッチです。