やっと晴れ間がのぞきはじめたとおもったら、はや7月。今年も半分が過ぎました。湿原の花も、入れ替えの感じで、大雪や阿寒の高山植物も盛りを迎える時期です。園芸種のポートレートを撮ってみました。
やっと晴れ間がのぞきはじめたとおもったら、はや7月。今年も半分が過ぎました。湿原の花も、入れ替えの感じで、大雪や阿寒の高山植物も盛りを迎える時期です。園芸種のポートレートを撮ってみました。
昨日は、キラコタン岬ツアーが午前と午後、2回あって早朝から夕方まで鶴居村におりました。「日本で最も美しい村」に加盟するだけあって、なかなかの佇まい。そこで私的センスで撮影した、ある日の「鶴居村五景」をご覧下さい。
バイケイソウが満開です。この花、ガイド仲間では議論を呼ぶ花で、それは種が落ちて花が咲くまでの期間で、40年説、60年説、とある研究機関では90年など諸説飛び交いますが、とにかく長い沈黙を破って花を咲かせることは確かなようです。グッと地味な色合いですが、湿原周辺の道路沿いにも群生が見られます。春の芽ぶきから、若葉の季節、そして開花と量的にも目立つ花なのでちょっと気にして見ていると、あ~この花か!とおもいます。あらためて、そのしぶとさに感激です。
長雨が続いて、俗にいう蝦夷梅雨かとおもいました。6月の降水量は例年を軽くオーバー。湿原にとっては雨は結構な恵みですが、この間、高層湿原を代表する花の季節で、お客様を案内しながら雨があがったら写真を撮ろうとおもっていましたが、そのうち花の方が終わりそうな気配。仕事が切れて、晴れ間ものぞいた本日、温根内木道で写真撮影のひと時を過ごしました。少し汗ばむほどの日和でした。今日の印象を写真でどうぞ。
ついにメジロ一家は我が庭を旅たって行きました。6月4日に孵化したと思われるので6月15日の朝からまったく気配がなくなったので12日目です。実は、前々日から、巣から出てオンコやナナカマド、カエデなどの庭の他の木で生活し始めていたのですが前日、カラスに襲われヒナ1羽があっというまに獲られてしまいました。野生の力が目覚めたのでしょうか、その後、俄然、ヒナの飛び方も活発になり、翌日には親子揃って安全な処へ旅立ったようです。襲われたところを間近で見た連れはショックと、さらにファミリーが姿を消したことで喪失感におそわれています。ただ、元気に育ってくれることを祈るばかりです。12日間、楽しませてくれました。