「花鳥風水」カテゴリーアーカイブ

我が家のガーデンも色とりどりの草花が咲き誇っています

やっと晴れ間がのぞきはじめたとおもったら、はや7月。今年も半分が過ぎました。湿原の花も、入れ替えの感じで、大雪や阿寒の高山植物も盛りを迎える時期です。園芸種のポートレートを撮ってみました。

レモンバームを背景にオダマキが一輪
レモンバームを背景にオダマキが一輪
ピンクが鮮やかなナデシコなんだろうけど園芸名は?
ピンクが鮮やかなナデシコなんだろうけど園芸名は?
カモミールは摘みとりのタイミングですね。気を鎮めて…。
カモミールは摘みとりのタイミングですね。気を鎮めて…。
この花を「釧路市民の花」にした選者の見識はさすが。寒冷地に鮮やかなキンレンカ(ナスタチューム)
この花を「釧路市民の花」にした選者の見識はさすが。寒冷地に鮮やかなキンレンカ(ナスタチューム)

 

日本で最も美しい村のひとつ、鶴居村を激写。私的「鶴居村五景」

天然記念物「釧路湿原」のなかの原始の景観「キラコタン岬」
天然記念物「釧路湿原」のなかの原始の景観「キラコタン岬」

昨日は、キラコタン岬ツアーが午前と午後、2回あって早朝から夕方まで鶴居村におりました。「日本で最も美しい村」に加盟するだけあって、なかなかの佇まい。そこで私的センスで撮影した、ある日の「鶴居村五景」をご覧下さい。

今年デビュー、鶴居の物産を集めた「つるぼーの里」
今年デビュー、鶴居の物産を集めた「つるぼーの里」
広い村に、広い公園。水路もさわやかな「名前はわからないけどスゴイ公園」
広い村に、広い公園。水路もさわやかな「名前はわからないけどスゴイ公園」
びっくりするほどの展示充実、タンチョウと酪農の村、鶴居の文化拠点「ふるさと情報館」
びっくりするほどの展示充実、タンチョウと酪農の村、鶴居の文化拠点「ふるさと情報館」
開拓の歴史をつたえる鉄道ファン必見のふるさと情報館前庭「鶴居軌道機関車」
開拓の歴史をつたえる鉄道ファン必見のふるさと情報館前庭「鶴居軌道機関車」

湿原への道路沿いにバイケイソウが満開なのだ!

湿原に向かう道路沿いの群生地
湿原に向かう道路沿いの群生地

バイケイソウが満開です。この花、ガイド仲間では議論を呼ぶ花で、それは種が落ちて花が咲くまでの期間で、40年説、60年説、とある研究機関では90年など諸説飛び交いますが、とにかく長い沈黙を破って花を咲かせることは確かなようです。グッと地味な色合いですが、湿原周辺の道路沿いにも群生が見られます。春の芽ぶきから、若葉の季節、そして開花と量的にも目立つ花なのでちょっと気にして見ていると、あ~この花か!とおもいます。あらためて、そのしぶとさに感激です。

4月下旬のバイケイソウの芽吹き
4月下旬のバイケイソウの芽吹き
5月中旬、山菜とりの時期、コゴミと一緒のバイケソウ
5月中旬、山菜とりの時期、コゴミと一緒のバイケソウ
6月下旬から開花
6月下旬から開花
美味しそうだけど、毒草だそうです。
美味しそうだけど、毒草だそうです。
両性花と雌しべを欠く雄花が混在し多数つきます
両性花と雌しべを欠く雄花が混在し多数つきます

雨上がりの釧路湿原で。

久しぶりの青空だ!
久しぶりの青空だ!
世界最小クラスの樹木ツルコケモモ、あなたを撮りにいったんですが…
世界最小クラスの樹木ツルコケモモ、あなたを撮りにいったんですから、そっちを向かないで

長雨が続いて、俗にいう蝦夷梅雨かとおもいました。6月の降水量は例年を軽くオーバー。湿原にとっては雨は結構な恵みですが、この間、高層湿原を代表する花の季節で、お客様を案内しながら雨があがったら写真を撮ろうとおもっていましたが、そのうち花の方が終わりそうな気配。仕事が切れて、晴れ間ものぞいた本日、温根内木道で写真撮影のひと時を過ごしました。少し汗ばむほどの日和でした。今日の印象を写真でどうぞ。

氷河期の遺存種ハナタネツケバナも終盤です
氷河期の遺存種ハナタネツケバナも終盤です
子どもたちは満開のカキツバタをスケッチ
子どもたちは満開のカキツバタをスケッチ
エゾカンゾウが咲いています。霧多布湿原はどうかなぁ
エゾカンゾウが咲いています。霧多布湿原はどうかなぁ
ブドウも日傘をさしている様
ブドウも日傘をさしている様
トンボが賑やかに飛び交ってましたが、ルリイトトンボ?は水辺でひっそり
トンボが賑やかに飛び交ってましたが、ルリイトトンボ?は水辺でひっそり
ヤナギトラノオは今が盛りです
ヤナギトラノオは今が盛りです

メジロ子育て繁盛記~ちょっと悲しい旅立ちでした~

これが最後のヒナのショットです。
これが最後のヒナのショットです。

ついにメジロ一家は我が庭を旅たって行きました。6月4日に孵化したと思われるので6月15日の朝からまったく気配がなくなったので12日目です。実は、前々日から、巣から出てオンコやナナカマド、カエデなどの庭の他の木で生活し始めていたのですが前日、カラスに襲われヒナ1羽があっというまに獲られてしまいました。野生の力が目覚めたのでしょうか、その後、俄然、ヒナの飛び方も活発になり、翌日には親子揃って安全な処へ旅立ったようです。襲われたところを間近で見た連れはショックと、さらにファミリーが姿を消したことで喪失感におそわれています。ただ、元気に育ってくれることを祈るばかりです。12日間、楽しませてくれました。

少し暮らしの残骸が残っています
少し暮らしの残骸が残っています
巣は直径7センチ、深さ5センチでとても小さいけど暖かそうです
巣は直径7センチ、深さ5センチでとても小さいけど暖かそうです
巣から出たヒナたちは周りの庭木で親から餌をもらっていました
巣から出たヒナたちは周りの庭木で親から餌をもらっていました
雨に打たれながらもヨチヨチ枝づたいに移動
雨に打たれながらもヨチヨチ枝づたいに移動