沈着した鉄錆が赤い沼の正体

沈着した鉄錆が赤い沼の正体

油の幕が赤い水を覆っているように見えますが、これは酸化鉄の皮膜で沈殿すると鉄色のサビのように沈着します。油ではありません。植物や湧き水に含まれている鉄分(水溶性の鉄イオン)を土壌中の鉄バクテリアが酸化し、水酸化鉄に変化させるのだそうです。湿原の周辺はもとより、雌阿寒岳の麓のオンネトー周辺の沼地や、かつて渇鉄鉱の鉱山があった東側を流れるフレベツ川などは鉄色の水に見えます。アイヌ語のフレペツはフレ(赤い)ペツ(川)なのでまさに名のとおり。

油だと触れると輪が広がりますが、酸化鉄のフロックは壊れます

油だと触れると輪が広がりますが、酸化鉄のフロックは壊れます

オンネトー周辺にある湿地帯です

オンネトー周辺にある湿地帯です

手前がフレペツ(赤い川)川、奥が白水川

手前がフレペツ(赤い川)川、奥が白水川