今年のプログラム

クスリ凸凹旅行舎の東北海道の旅案内です。

■釧路根室地方が位置する東北海道は、広い!釧路から根室までも120kmほど。
自然観察のポイントを「釧路根室地方自然観察マップ」からイメージしてください。
▶今年は新規メニューとして「松浦武四郎と行く~新・道東紀行」と題したガイドブックとYoutube動画配信の連携で新たな道東の魅力を掘り起こすプログラムを用意しました。是非、ご案内(目次と紹介動画サイト)をご覧ください。

オオウバユリも若いときはこんな感じです。
オオウバユリも若いときはこんな感じです。

春シーズンは4月になってやっと雪解けが進み、タンチョウや野鳥たちも恋と子育ての季節す。
下旬にはミズバショウやエゾエンゴサクなどの野草も咲き始め、阿寒湖の湖水開きで遊覧船の運航もはじまります。
5月6月は野鳥や野草が賑やかに野山で楽しませてくれます。山開きも行われます。
阿寒の魅力は1日ツアーの「花鳥風水探訪紀行」で野鳥・野草をメインに旬の自然をお楽しみください。
釧路湿原にも湿原を彩る野草、トンボや蝶、セミなど昆虫類も動きが活発になり、さまざまな散策コースで低層湿原、高層湿原を楽しめます。
6月7月には、ヒオウギアヤメ(厚岸)やエゾカンゾウ(浜中)、エゾイソツツジ(川湯)など大群落で自然やグルメを活かした地域のお祭りが盛んです。「半日・1日自然体験メニュー」で満喫しましょう。

DSC00478夏シーズン、野鳥の聖地である釧路根室地方では留鳥(1年中この地域で生息)であるタンチョウなどに加え、夏鳥たちが子育てにやってきます。「半日・1日自然体験メニュー」で1日かかりますが、根室まででかけて、エトピリカやケイマフリなど海鳥たちも落石ネイチャークルーズなどを組み合わせると見ることができます。
釧路湿原も天然クーラーで涼しい過ごし易い季節のなかで、散策を楽しみましょう。湿原最深部のキラコタン岬へのトレッキングや釧路湿原展望台から温根内木道へと繋がる約7kのトレイルも起伏の少ない湿原ならではのトレッキングです。
釧路湿原を川から眺めるカヌーツアーは大人気です。釧網本線を走る湿原ノロッコ号と組み合わせて、1日でディープな釧路湿原を楽しみましょう。
凸凹旅行舎では、カヌーはおこなっていませんが、ガイドの仲間たちをご紹介します。
北海道は明治時代以前には蝦夷地といっていました。先住民アイヌの文化は今も北海道の風土に息づいています。
北海道の名付け親といわれ、幕末に蝦夷地を探訪し、アイヌとともに多くの文化を伝えた探検家松浦武四郎には今も、多くの北海道人たちの敬愛を集めています。その足跡である古道を中心に、歴史と文化を体感するプレミアムツアーが「松浦武四郎足跡めぐり 釧路・阿寒紀行」です。
アイヌ地名、武四郎の碑をはじめ幕末の蝦夷地の風景をたどります。
8月9月は夏から秋へ、すでに涼しさから後半には少々寒さを感じる季節です。スポーツの秋とはもうしますが、東北海道は夏から秋にかけてマラソンやウォーキングの屋外イベントが活発です。探検家松浦武四郎の足跡をメインとした古道をルートに「阿寒クラシックトレイル」は釧路から阿寒湖温泉までの約60kmを3つのコースに分けておこなうウォーキングイベントで、今年は9月上旬から11月上旬にかけておこなわれます。乞うご期待。

kawanomiti (1)秋シーズン、紅葉は10月中旬がベストとなります。釧路根室地方はエリア毎に山岳、湿原、草原、海岸など植生が違いますので、紅葉の彩りが違います。
それもまた楽しみの一つではあります。紅葉の名所、阿寒湖は10月9.10日に毎年、マリモ祭りが開催されます。四季折々にその時期でなければ味わえない魅力があります。皆さんの旅のスケジュールと自然の旬をマッチさせて、その時期のベストを楽しんでいただくため、「半日・1日自然体験メニュー」はオーダーメイドでお勧めです。
11月には落葉もすすみ、冬の気配で下旬には各地で結氷、初雪の便りです。3月一杯まで長い冬シーズンとなりますが、各地で冬ならではのイベントが開催されます。

タンチョウの舞いは2月頃から
タンチョウの舞いは2月頃から

冬シーズン、この時期は、スノーシューなどを使った雪原散策や厳冬期の氷上散策など冬ならではの体験メニューとオオワシ、オジロワシや給餌場に集まるタンチョウなどのバードウォッチング。エゾシカ、キツネ、エゾリスなどのアニマルウォッチング。さらにはSL冬の湿原号などのイベント列車も運行します。
「半日1日自然体験メニュー」で冬ならではの魅力を体感してください。

釧路湿原、阿寒・摩周の2つの国立公園をメインに、自然の恵が命にもたらす恩恵を体感し、自然環境における連鎖や共生の姿を動植物の営みをとおしてご案内します。また、アイヌや先人たちの知恵や暮らしに学びながら、私たちのライフスタイルや人生観、自然観を見つめ直す機会を提供することをガイド理念としています。