![キタイトトンボは5月下旬から9月まで長期間出現](http://dekoboko.biz/wp-content/uploads/2016/06/kitaitotonbo2-1024x576.jpg)
湿原の役割のひとつとして生物多様性があり、約2千種の動植物が生息する釧路湿原は命のゆりかごでもあります。昆虫は約1150種が記録されていますが、そのなかでトンボは釧路湿原を特徴付ける昆虫だそうです。釧路湿原全体では41種(ちなみに全国では約200種、北海道では75種)が記録され、このうち北方系が22種、南方系が19種となっています。これから秋まで、次々とトンボが登場し、湿原を飛び交います。北方系と南方系が交錯する釧路湿原。氷河期の遺存種エゾカオジロトンボや、ここで発見されたイイジマルリボシヤンマなど、個性派も揃っています。ちょっと目をこらして、トンボの世界を覗いてみましょう。
![温根内の水路のミズトグサで一休みのキタイトトンボ](http://dekoboko.biz/wp-content/uploads/2016/06/kitaitotonbo-5-300x225.jpg)
![](http://dekoboko.biz/wp-content/uploads/2015/03/0625-2-300x225.jpg)
![シオヤトンボの雌も](http://dekoboko.biz/wp-content/uploads/2016/06/5670b06e97c3f03ff613e1dd342c7382-300x225.jpg)
![シオヤトンボの雄が木道に](http://dekoboko.biz/wp-content/uploads/2016/06/sioyatonbo-2-300x225.jpg)
![ヒョウモウンチョウによりそうホンサナエは南方系です](http://dekoboko.biz/wp-content/uploads/2016/06/LhonsanaeRmidorihyoumon-300x225.jpg)
![オオトラフトンボが産卵中](http://dekoboko.biz/wp-content/uploads/2016/06/ootorahutonbo-2-300x225.jpg)