■秋(9~11月)のアルバム
湿原のコメバチソウが花のフィナーレを告げ、実りの秋がやってきます。人も生物も今年の恵みに一喜一憂。ヤマブドウやコクワ、クルミをはじめキノコ類もグルメたちを喜ばせます。10月中旬は紅葉となり、阿寒や川湯の内陸部では広葉樹と針葉樹の見事なコントラストが、湿原や海岸線にはミズナラのシックな茶色が野山を飾ります。マリモ祭りも10月8~10日に紅葉の阿寒湖畔でひらかれます。
オオバン(黒い)、ヒドリガモ(頭が茶)に混じってちょっと違う雰囲気
阿寒クラシックトレイル「山湖の道」今回のメインガイドは阿寒湖温泉のネイチャーガイド加藤さんでした。
鶴居村で一休みのヒシクイ達。これから南下して越冬地の東北北陸地方へ。
阿寒川はヤマモミジが多く紅葉の名所
紅葉といえば滝口。様々な樹種の紅葉と滝の流れのコントラスト
キラコタン岬から湿原も秋の装い
タイリクアカネの♂です。温帯亜寒帯に広く分布し欧州では最も多いトンボとのこと。
ムツアカネ。オスは「黒い赤とんぼ」といわれるそうです
ミドリフキバッタ
午後から徹別の道を行く
今年もお正月用の鮭の飯寿司の準備が始まりました
晩秋になるとツルウメモドキの赤い実が目立ちます
焚き火の火が恋しいね
スーパームーン前日(11/13)の月。当日はどんな大きさ?
随所に小川があり、水面に紅葉が彩りをそえます
これが阿寒クラシックトレイル「川の道」だ!
釧路周辺の道路沿いにはマユミの赤い実がたわわになっています
マリモを迎えたかがり火が参加者全員のタイマツにともり街中を行進します
最終の送る儀式でマリモは湖に戻っていきます
ムックリが満点の星空に響き渡る
実はオレンジ色になると食べ頃
右下の入り江に武四郎の泊まった洞があるそうな
この日の摩周湖はとにかく美しい!
昼食は山湖が見渡せる展望台で
ユックオハウはアイヌの伝統的な汁物
ツルワチナイ川にヨシの紅葉が美しい
「スロウな旅・北海道」HP版より掲載
地元キノコが満載のキノコ汁、阿寒クラシックトレイル「川の道」昼食。
オンネトーは別名五色沼。9/上
晴れ渡る秋の釧路湿原。9/上
釧路湿原、阿寒・摩周の2つの国立公園をメインに、自然の恵が命にもたらす恩恵を体感し、自然環境における連鎖や共生の姿を動植物の営みをとおしてご案内します。また、アイヌや先人たちの知恵や暮らしに学びながら、私たちのライフスタイルや人生観、自然観を見つめ直す機会を提供することをガイド理念としています。