ねむろ武四郎トレイルを歩く

昨日は根室の仲間たちと「ねむろ武四郎トレイル」。松浦武四郎一行が初航と6航時に往復した別当賀の海岸線を歩きました。日誌と地図をたよりに大満足の自然&歴史散策でした。武四郎の足跡を歩く「新・道東紀行」今年も頑張るぞ~!

新緑真っ盛り!

毎日の散歩道は新緑の若葉で彩られています。ミズナラの若葉の緑色と逆光で葉の形もよくわかるので樹種の特徴がよく分かります。あっという間に緑は色を増して、広葉樹の色合いが均一になってしまいます。つかの間の新緑を楽しみましょう!

北国の春はあっという間に…

我が家は釧路市の郊外、美原という釧路湿原に隣接するエリアにあります。外周4.5kmの散策路があって、たまにはエゾシカも散歩しているような処。自然の植物とともに我が家の小さな庭にも園芸種が春の芽吹き。ルバーブの芽が出たと思いきや、あっというまに成長、ツレがさっそくジャムを作りました。遊歩道の早春の花たちも次のグループにとって代わり、今年はエゾエンゴサクやキバナノアマナを見逃したとおもいました。あっというまに春は駆け抜けます。(2024.5.15)

ツレのルバーブジャムは大好評
ルバーブはフキに似た感じ。フキはまだ収穫にはちょっと早い。
5月12日の美原遊歩道を散歩。エゾヤマザクラがまだ残り、ニリンソウが満開でした。

GW中の桜開花は最速かも?

釧路市美原は湿原の際。今朝、お隣の標準木のサクラ開花。釧路は日本列島最後の桜開花の地で、例年は5月中旬以降。でも、最近は徐々に早まり、GW中の当舎開花宣言は最速かも。ソメイヨシノではなく、エゾヤマザクラがメインです。少しピンクがかって、葉も一緒に顔をだします。北国の春は足早に通り過ぎるので時期を逃さず山菜を食べ、野草を愛で、鳥のさえずりに耳を澄ます素敵な日々です。

夏鳥第一陣、湿原に到着

朝散歩していたらオオジシギ(雷シギ)のデスプレイ飛翔。豪州から9千キロの旅、ご苦労様。湿原のシンボルバードともいえるオオジシギは豪州ハンター湿地あたりからやってきます。特徴的な飛翔を繰り返し、羽切り音と鳴き声で湿原の空を飛び回ります。4月に入ると夏鳥第一陣が到着。ヒバリ、ノビタキ、ベニマシコなど南の地から繁殖地の北海道にやってきます。楽しみな鳥見の季節です。

釧路湿原、阿寒・摩周の2つの国立公園をメインに、自然の恵が命にもたらす恩恵を体感し、自然環境における連鎖や共生の姿を動植物の営みをとおしてご案内します。また、アイヌや先人たちの知恵や暮らしに学びながら、私たちのライフスタイルや人生観、自然観を見つめ直す機会を提供することをガイド理念としています。