阿寒摩周国立公園は昭和9年、我が国に国立公園が出来た年に指定された国立公園です。国の特別天然記念物であるタンチョウと阿寒湖のマリモが生息し、原生の森が残る火山と湖沼の雄大なカルデラのなかに動植物はもとより、先住民アイヌが暮らす豊かな大地です。
自然がもたらす豊かな恵みを堪能するオーダーメイド型の1日自然体験プログラムをお楽しみ下さい。
当舎は北海道知事認定の北海道アウトドア優良事業者のため、釧路市内の宿泊施設及び交通拠点とアウトドア現場を結ぶ送迎が認められております。
ご希望の方は送迎をお申込み下さい。
【アウトライン】
1)皆様の希望にそって組立てるオーダーメイド型の体験プログラムです。(午前、午後各1プログラム)
2)時間設定:1日(8時間前後)設定の釧路市(阿寒湖温泉も含む)を基点としたプログラムです。
3)宿泊施設及び交通拠点(駅、空港、バス停等)と体験プログラム箇所との送迎をおこないます。
4)定員:3名以内です。(レンタカー及び同乗ガイドの場合は3名以上でも対応可)
5)実施期間:季節に合わせて実施可能なプログラムで編成しますので、通年実施します。
■おもなモデルコース(あくまでもモデルコースです。条件やお客様のご希望でオリジナルコースをつくります)
1.原生の森と五色に輝く湖巡りトレッキング
場所:雌阿寒岳オンネトー周辺 (昼食はオンネトーキャンプ場)
内容:約3kmのアカエゾマツや広葉樹、キノコや高山植物に彩られ、オンネトーの湖を巡る自然観察ルート。(野草野鳥、樹木、菌類ほか)
特徴:針葉樹と広葉樹が折りなす針広混交林は北海道の代表的森林の姿。苔むす天然林のなかで森林浴を体感し、高山植物の咲く、山麓から五色沼ともよばれ、北海道三大秘湖のひとつでもあるオンネトーの湖岸を散策します。
運動量:レベル★★(軽ハイキングレベル、高低差はあまりありませんが足元は木の根や石があり、要運動靴です)
2.雄阿寒岳山麓と阿寒湖から流れ出る阿寒川の源流部トレッキング
場所:雄阿寒岳山麓原生林と滝口とよばれる景勝地、阿寒川の源流部(昼食は阿寒川川岸)
内容:雄阿寒岳1,2合目や阿寒川の植物観察、バードウォッチング。滝口の景観ほか。
特徴:原生の佇まいが残る雄阿寒岳山麓には小さな湖沼や巨木があります。阿寒湖から流れ出る阿寒川源流部は川岸から温泉が流れ出て源流部ならではの豊かな自然環境が体感できます。秋は紅葉の名所です。
運動量:レベル★★★(登山道の一部を歩くハイキングレベル、要トレッキングシューズです)
3.一日で阿寒の自然を満喫ツアー
場所:オンネトー(雌阿寒岳山麓)、白湯山展望台(阿寒湖、雄阿寒岳眺望)、白水フレベツ林道ほか。(昼食は白湯山展望台)
内容:オフロード(林道、農道)をドライブしながら特徴的な阿寒の景観や環境を解説します。
特徴:高度差約300m程の林道を走行し、森林散策や景観展望、アイヌ地名解説などをとおし阿寒の魅力を紹介します。
運動量:レベル★(解説ポイントでは短い散策もある通常の散歩レベルです)
4.松浦武四郎の蝦夷地探検ルートを探訪
場所:釧路から阿寒湖温泉までの旧道を巡る。(昼食は阿寒湖湖岸)
内容:北海道の名付け親で蝦夷地を探検した松浦武四郎のルートを巡ります。車で旧道を走り、
処によっては散策もしながら、蝦夷地開拓の歴史を振り返ります。
特徴:アイヌ地名や自然溢れる昔の道を訪ねながら釧路から阿寒湖温泉までの旧道を探訪します。北海道や幕末の歴史に興味のある方にお勧め。
運動量:レベル★(解説ポイントでは短い散策もある通常の散歩レベルです)
■料 金
ア)ガイド料(送迎付き、保険料込み)
・1日(8時間前後)で【1人の場合25,000円、2人の場合16,000円/人、3人の場合13,000円/人】
※中学生以下は大人1名時料金の半額です(12,500円)。
イ)ガイド料には、以下のものは含まれません。別途料金がかかります。
・カヌー、観察船クルーズにかかる料金。(短い時間でマリモ観察と湖めぐりを楽しむにはモーターボートがお勧めです。大人3,800円/人)
・各種施設利用時にかかる入館料、入場料
・昼食代(昼食はコンビニで購入又は阿寒湖温泉の飲食店になります。)
※上記、いずれの費用について、ガイドの費用負担は必要ありません。