雌阿寒温泉周辺に人が定住移住してきたのは、明治30年代の造材、漁業、そして硫黄鉱山である。その痕跡を探訪するため雌阿寒岳の硫黄鉱山跡をスノートレッキングした。阿寒クラシックトレイルの仲間が案内してくれ、雌阿寒岳北西側の西山・瘤山周辺を探訪。人や資材を搬送するためのリフト跡が山頂近くまで伸びている。地図で見ると標高800mくらいなので、まだまだ山頂は先なのだが、先人の労苦の偲ぶ痕跡が随所に残っていた。仲間のスペシャルランチで満喫の山旅でした。
釧路湿原、阿寒・摩周の2つの国立公園をメインに、自然の恵が命にもたらす恩恵を体感し、自然環境における連鎖や共生の姿を動植物の営みをとおしてご案内します。また、アイヌや先人たちの知恵や暮らしに学びながら、私たちのライフスタイルや人生観、自然観を見つめ直す機会を提供することをガイド理念としています。