「凸凹日誌」カテゴリーアーカイブ

釧路湿原を釧路川沿いに細岡駅から釧路市内までトレッキング

トレイルの仲間たちと釧路湿原の細岡駅から釧路市内までを歩いてきました。好天でそよ風も涼しく湿原の稜線の木陰は快適でした。約25kmを久しぶりのロングトレイル。現在、環境省が音頭をとって羅臼と釧路をつなぐ約400kmのロングトレイルルード「北海道東トレイル」を準備中。今年の10月開通を目指しています。この日はその釧路湿原部分のセクショントレイルでした。様々な素性の初対面の方々同士も何やら言葉を交わしながら一緒に歩くのはなかなかいいもんです。(2024.07.01)

新緑真っ盛り!

毎日の散歩道は新緑の若葉で彩られています。ミズナラの若葉の緑色と逆光で葉の形もよくわかるので樹種の特徴がよく分かります。あっという間に緑は色を増して、広葉樹の色合いが均一になってしまいます。つかの間の新緑を楽しみましょう!

北国の春はあっという間に…

我が家は釧路市の郊外、美原という釧路湿原に隣接するエリアにあります。外周4.5kmの散策路があって、たまにはエゾシカも散歩しているような処。自然の植物とともに我が家の小さな庭にも園芸種が春の芽吹き。ルバーブの芽が出たと思いきや、あっというまに成長、ツレがさっそくジャムを作りました。遊歩道の早春の花たちも次のグループにとって代わり、今年はエゾエンゴサクやキバナノアマナを見逃したとおもいました。あっというまに春は駆け抜けます。(2024.5.15)

ツレのルバーブジャムは大好評
ルバーブはフキに似た感じ。フキはまだ収穫にはちょっと早い。
5月12日の美原遊歩道を散歩。エゾヤマザクラがまだ残り、ニリンソウが満開でした。

懐かしい釧路の街並みを伝える喫茶「なしかし館~蔵」

釧路駅から幣舞橋までの約8百mはかつての中心街で、今は郊外の国道沿いに遷ってしましました。現在の北大通は金融機関やホテルが目立ちますが、釧路市の中央図書館もあります(北海道銀行の2階以上の階)。その並びにローソンがあって、その奥にあるのが喫茶「なつかし館~蔵」。中野さんという個人蒐集家が集めた華やかなりしころの釧路を伝えるアイテムが満載の喫茶店です。新刊『復刻阿寒国立公園の三恩人+プラス』の新聞取材の合間に「蔵」で一休み。いつもながらオールド釧路を思い出すひととき。おにぎり+おやきでランチ。昭和レトロの雰囲気も充満しております。是非一度、旅先の歴史にも触れてみてください。

道東の春一番の花

4月5日、新刊『復刻阿寒国立公園の三恩人+プラス』の配達で阿寒湖温泉に行ってきました。道東の春一番の花はフクジュソウでしょう。雪割でさく黄色の花弁は太陽を浴びて輝きます。山岳エリアに入ると車からも黄色い群生を見つけることが出来ます。アイヌ料理のカフェ「ポロンノ」で仲間の注文したユックオハウ(鹿肉入りの汁物)にはフキノトウも見っけ! まだまだストーブは必要で、車もスタッドレスですが、一週ごとに早春の変化を見つけることのできる季節です。

虫が暖かそうなところで花粉を食べています
オハウはアイヌの伝統食で「ポロンノ」では日高昆布と塩で基本だしをとって鹿肉と野菜や山菜で優しい味わいを作っています
ポロンノの薪ストーブ。いいね。左奥にカバノアナタケ。これからお茶を抽出するそうで、メニューにもあります