「花鳥風水」カテゴリーアーカイブ

メジロ子育て繁盛記~アッというまの巣立ち~

親からまだ餌をもらいます。大きさの違い、アイリングはまだ
親からまだ餌をもらいます。大きさの違い、アイリングはまだ

どうも午後から親鳥の動きが変で、巣に向かわなくなりました。巣のあるヒバの木の隣にはオンコとナナカマドがあり、親鳥の出入りがこちらに移動しているので目をこらすとひな鳥がうろちょろしていました。もちろん、まだ給餌をしてもらい、自らも飛ぶことはできませんが、全体に鳥らしい格好になっています。もう少しで本当の巣立ちです。まだまだ心配ですね。

親鳥が庭木の周りで採餌する頻度がましました
親鳥が庭木の周りで採餌する頻度がましました
夫婦でヒナの様子を観てます
夫婦でヒナの様子を観てます
やっと枝にとまりました、結構、鳥らしい
やっと枝にとまりました、結構、鳥らしい
短期決戦の子育ても終盤に
短期決戦の子育ても終盤に

メジロ子育て繁盛記~ヒナ姿をあらわす!~

初羽ばたき!
初羽ばたき!

脅威の成長力といいますか、あっという間にヒナが巣から出てきました。最初の一羽ばたき、とでもいいましょうか、ひょいと枝に飛び乗り周りを見渡し、また巣に戻りました。目の周りはまだ白くありません。それにしても昨日までは赤むくれの目も開いていない感じだったのが、俄然、鳥らしくなってまいりました。巣から落ちないように、また、心配事が増えてしまいます。

よっこいしょ
よっこいしょ
まだ、眼にホワイトリングはありません
まだ、眼にホワイトリングはありません
三羽の雛を確認
三羽の雛を確認
夫婦の連携プレー
夫婦の連携プレー

メジロの子育て繁盛記~無事、巣立ちをむかえてくれれば…~

我が舎の庭に最初にメジロが姿を現したのは5月の中頃。初めての訪問に驚きましたが、その後、ちらほらメジロが庭のヒバの木あたりを行き来するので、様子を見るとカップ半球の巣がありました。抱卵したのか、確認できないまま、単眼鏡(20倍)で観察をはじめたところ、6月5日にヒナに餌をやるところを確認しました。ヒナの数は3つ。親鳥が交互に餌を運んでいます。その後、もっと巣が覗ける場所を探して、2階から窓越しに単眼鏡とカメラを設置して観察を続けています。抱卵期間は約11日、孵化後10~12日で巣立ちということなので、
・5月25日頃 出産
・6月5日 孵化
・6月15~17日 巣立ち
こんな予定ですが、何せ巣立ち直後にカラスなどの外敵にやられることが多いようで、これからが心配です。なんとか無事、巣立ってくれるのを祈ってます。

これが最初にメジロを撮影したものです。宅地を物色中。
これが最初にメジロを撮影したものです。宅地を物色中。
単眼鏡で確認
単眼鏡で確認
真ん中のヒバの木が営巣木です
真ん中のヒバの木が営巣木です
1日毎に成長が確認できます。3羽見えますか?
1日毎に成長が確認できます。3羽見えますか?
巣は細かな枝やビニールのような繊維もあって居心地よさそう
巣は細かな枝やビニールのような繊維もあって居心地よさそう
雨の日も親の給餌は変わりません
雨の日も親の給餌は変わりません
巣のゴミを外に持ち出します
巣のゴミを外に持ち出します
片方の親鳥は蓋をした感じでヒナを保護します
片方の親鳥は蓋をした感じでヒナを保護します

阿寒国際ツルセンターの夏はビオトープで野鳥三昧

タンチョウの迫力はお手の物です
タンチョウの迫力はお手の物です

阿寒国際ツルセンターの館長、河瀬幸さんの写真展『小さな湿原ビオトープ』を阿寒湖畔の奏の森ギャラリーで見てきました。普段は冬のタンチョウの給餌場として有名なツルセンターですが、近年、このビオトープが夏鳥や留鳥の楽園として脚光を浴びています。河瀬さんの写真はいずれも野鳥へのあたたかい眼差しが感じられるものです。キャプションにも文筆家でもある彼女の素敵な一文が添えられ、英訳もついています。私はここでヤマセミとカワセミを同時に見る幸運に恵まれました。ちょうど阿寒川の中流域と下流域の結節点なんですね。写真にもあるキセキレイとセグロセキレイも同時に見れます。また、お邪魔します! 写真展は6月29日まで、皆さんもビオトープによってから湖畔に行くと一層ライブ感が増しますよ。

観光地なので日本人だけでなく海外のお客様も感想カードに
観光地なので日本人だけでなく海外のお客様も感想カードに
これはどんな英訳かとおもいきや…
これはどんな英訳かとおもいきや…
ドーナッツショップの2階がギャラリー
ドーナッツショップの2階がギャラリー

落石岬でサカイツツジとご対面!

これがサカイツツジだけど遊歩道からは双眼鏡で見る
これがサカイツツジだけど遊歩道からは双眼鏡で見る

気温9度の根室落石岬で、サカイツツジを見てきました。氷河期の生き残りで冷涼な環境を好むサカイツツジならではの生息環境を体感。サカイツツジは南限のサハリンから飛び地で国内ではこの落石岬にだけ生息していますが、納得の寒さではあります。釧路湿原にも同じく氷河期の生き残り(遺存種)のミツガシワとハナタネツケバナが現在、開花中です。厳しい環境に適応し、生き延びてきたしぶとさに敬服します。

入口に立派な案内板
入口に立派な案内板
アカエゾマツとミズバショウの幻想的なコンビネーション
アカエゾマツとミズバショウの幻想的なコンビネーション
ヤチヤナギは北欧ではビールの香り付けのハーブ
ヤチヤナギは北欧ではビールの香り付けのハーブ
寒い、荒涼とした岬へ
寒い、荒涼とした岬へ
ハクサンチドリがさびしそうにたたずむ
ハクサンチドリがさびしそうにたたずむ
ユキワリコザクラが沢山咲いていました
ユキワリコザクラが沢山咲いていました
これはエゾゴゼンタチバナのこれからデビューって感じかな?
これはエゾゴゼンタチバナのこれからデビューって感じかな?
ミツバツチグリの黄色が鮮やか
ミツバツチグリの黄色が鮮やか
エゾノクサイチゴ。野イチゴはいろいろ。
エゾノクサイチゴ。野イチゴはいろいろ。
岬までの遊歩道は直線20分
岬までの遊歩道は直線20分