今日はガイド仲間と釧路湿原をスノーシューで散策。日和穏やか、上空にはオオワシやオジロワシが雄大に旋回し、雪原には動物たちの足跡が生物の鼓動を感じます。
「花鳥風水」カテゴリーアーカイブ
あかぬ鳥・タンチョウ
根室の野鳥観光ビジネススクールに入れていただき、英語で野鳥ガイドをする勉強をしている。この研修授業でタンチョウの探鳥地めぐりをした。
あたらめてタンチョウの美しさと多様なタンチョウの活動を観察することができた。また、鶴居村ではタンチョウと人(酪農家や観光関係者)の関係を巡る諸問題を学ぶとともに、タンチョウを巡る産業観光とでも言ったらよいのか、現地視察も出来、ガイドにとっても大きな糧を得ることができた。
11月に入ると給餌が始まるが、今年からタンチョウの分散化を目指して、給餌量を1年1割ずつ減らし、5年後には半分にする計画がスタートするそうだ。順調に個体数を増やしている(推定で1500羽ほど)現状で、集中化による弊害と自立を促すため生息地分散を図る目的だそうだ。
関係者は周辺農家への被害を危惧していたが、タンチョウと人との関係性を試されることになるかもしれない。
そんなタンチョウではあるが、日の出の音羽橋は、いつきてもこの鳥の美しさを再認識させる光景がひろがり、しばし寒さを忘れるホットスポットだ。
幕末の探検家・松浦武四郎は阿寒岳を「あかぬ山」と称し、いつまでも見飽きない<あかぬ山>として、その魅力を表現した。それに習えば、さしずめタンチョウは<あかぬ鳥>であることは間違いない。
秋のキラコタン岬がこんなに美しいとは!
いつも行きなれているキラコタン岬ですが、晩秋をむかえ草紅葉やヤマモミジの紅葉、ミズナラの茶色から褐色の紅葉に彩られ、とても美しい姿を見せてくれました。お客様を案内していたので原則、写真は撮影しないのですが、あまりに美しかったので失礼して携帯(ガラ系です)で撮影したので容量不足ですが、少し秋の空気が伝わればとおもいます。アキベツ川には産卵を終えたサケが4年の命を終え、自然に還るさまを垣間見ました。
東北海道の夏の魅力をワイドビジョン(16:9)で
花の季節となりました。いつもは湿原の花との付き合いなのですが、久しぶりに大雪山の高山植物大群落に会いたくて、赤岳銀泉台から白雲岳、北海平を経由して黒岳層雲峡までの縦走をしてきました。また、今年は「北海道ガーデンショー2015夏」が開催されているので、北海道ガーデン街道のガーデン巡りもしてみました。
私の感動した印象を広い北海道らしく、16:9比率のワイドビジョンにトリミングしてみていただこうとおもいます。
鳥はタンチョウ、花はハマナス!
「北海道の花」というのはあまり馴染みがないかもしれませんが、ハマナスです。国道38号の道の駅「恋問館」の海岸線は海浜植物の宝庫ですが、ハマナスをはじめ、エゾスカシユリやセンダイハギなどが咲き誇っています。とりわけハマナスは満開で、車を止めて写真を撮りに降りるとハマナスの香りに包まれました。これからしばらくの間、赤い実を結ぶまで「北海道の花」として観光客を迎えてくれます。