新緑の空を見上げる八百年カツラ
今年は例年になく雪が多かった阿寒ですが、6月に入って山はどんな感じでしょう。6月7日に行われる「阿寒ハイキング&バイキング」の下見に阿寒の森を歩いてきました。やはり多雪の影響か、森の中やスキー場などでは早春を飾るヒメイチゲなどがやっと開花、新緑の草花が木漏れ日を浴びて春を満喫しているようでした。釧路への帰路に例年、ショウドウツバメのコロニーが出来る土手に寄って見ると今年もやってきていました。ここは土砂採取場なんですが、いつもショウドウツバメの繁殖期間は採取をしていないようで、所有者の善意なんでしょうか。ともわれ、今年も無事、子育てができることを祈るばかりです。
ショウドウツバメのコロニー(営巣地)びっしりと巣穴があいています
ショウドウツバメが空を舞います
スキー場の際にヒメイチゲがおくればせながら登場
スキー場の展望台は夏のお勧めスポット
去年の落ち葉を踏んでソフトタッチ
マツボックリがびっしりの山道
ヤマドリゼンマイの胞子葉(茶)と栄養葉(緑)の配色パターン
エゾイソツツジ。厳しい環境に耐えます。
鹿は好まずフッキソウ
阿寒の山にはミヤマエンレイソウ
阿寒だけどクシロワチガイソウも
水辺が好きですクリンソウ
エゾオオサウラソウが盛りで、オシダが引き立て
釧路湿原、阿寒・摩周の2つの国立公園をメインに、自然の恵が命にもたらす恩恵を体感し、自然環境における連鎖や共生の姿を動植物の営みをとおしてご案内します。また、アイヌや先人たちの知恵や暮らしに学びながら、私たちのライフスタイルや人生観、自然観を見つめ直す機会を提供することをガイド理念としています。