山菜の王道、フキとコゴミの味覚を愉しむ

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これが噂のフキのアンジェリカだ!

山菜は大好きですが、採って処理して料理して、となるとなかなか口に届くまでは大変です。その点、フキとコゴミは優等生。まず、何処にでも沢山あるので採るのが容易、灰汁抜きなどの手間がいらない、美味しい!と三拍子揃ってます。
北海道のフキは大きい。特に道東は染色体の数が違うので大型化しているとの話もあります。赤フキや青フキとかいって、茎(正確には葉柄といわれる葉の根元部分)の緑色のものが良いので、河岸や水気の多いところにあるものを探します。
コゴミ(正式にはクサソテツ)は気がつくと葉が伸びきったのが、林のなかに溢れていて、「もっと早く採ればよかった」と後悔します。5月の雪解けでエゾエンゴサクなどが咲き始めた頃に芽吹いて茎の短いものがいいようです。
いずれも、煮てよし、炒めてよし、様々な食べ方がありますが、今回はフキを使って洋菓子のアンジェリカを作りました。砂糖で煮込んだ甘いお菓子ですが、今年は行動食で使ってみようと思ってます。どんな反応があるのか、楽しみです。