オオワシが湿原で、

湿原のワイルドライフセンターでオオワシと遭遇。リハビリゲージの支柱に留まり、なかの仲間の様子を確認。そのうち、にわかに鳴き合う両者。振り向けば、道路際の高木にオオワシ5~6羽が。お客さんと「去年、怪我をした仲間の様子を見に来たんじゃない」とか、「仲間を救出に来たのかね」とか、文学的想像。やっと渡りを終えて釧路湿原に到着した感じでした。 タンチョウも給仕場に200羽前後集まり、トウキビをいただいていました。

給仕中のタンチョウたちの動きも見ものです
ゲージのなかにはリハビリ中の亜成長たちが見えます
近くの高木には5~6羽のオオワシが様子をうかがっていました

冬シーズンの下見で湿原散歩

今年は暖かい冬の予報でしたが、さにあらず、釧路はほぼ初雪が即、根雪になるくらいの積雪となりました。さらに結構、寒い日が今週は続いています。冬シーズンの予約もチラホラ細雪、スノーシューとタンチョウの按配をチェックに湿原に行ってきました。展望台の周りの積雪は十分、鶴見台やタンチョウサンクチュアリにもタンチョウが集まっていました。エゾフクロウもいつもの大樹の洞に番でセット。楽しい冬シーズンの主役たちが整いました。

フェルメールを追って

■今回もっとも印象に残ったマウリッツハイス美術館(ハーグ:オランダ)

凸凹海外研修のもう一つの旅の目的は西洋絵画鑑賞。フランスからベルギー、オランダへ。ブリューゲル、ルーベンス、レンブラントなどの巨匠の作品の追っかけでした。しかしながら、各美術館収蔵作品が必ず見れるとは限らないことを痛感!出張貸出中、整理のため閉鎖など、こちとらわざわざ日本から来たんだぞ!と思わず文句もいいたいところ。特にブリューゲルはその美術館を代表する作品、例えば「バベルの塔」(ボイマンス・ファン・ブニンヘン美術館)が出張中。館員に当方の事情を話すと済まなそうにしていた。

さて、出発前に日本でも過去最大のフェルメール展が開催されており、私も帰国時に観賞するため予約チケットを購入した。フェルメールには15人子どもがいて、故郷のデルフトという小さな街からほとんど出ることなく、これまた小さな部屋でおこる些細な日常を描き続けた人。不思議だね、こんな絵が世界中の人を感動させるなんて。今回、東京で見た代表作「牛乳を注ぐ女」でその秘密が少しわかったような気がした。明暗、色彩、構図という絵画の基本を突詰めると絵がおのずと語りかけてくる、というのを実感した。それにしても独占観賞できたルーブルやオランダの美術館が夢のよう。東京の人ごみのなかでの絵画鑑賞のコツも習得したんだけど、やっぱり絵画はゆっくり愛でる余裕が必要だね。

■締めは東京上野美術館でのフェルメール展。すごい人で一気に日本を体感。写真撮影厳禁なので、外の巨大看板のフェルメールを皆と一緒に撮影

凸凹海外研修、欧州3カ国珍道中の旅

晩秋のパリ。ルーブル宮を散策するパリジャンたち。

凸凹海外研修はパリからベルギー、オランダ2週間。パリでは、前田一歩園創設者前田正名がパリ留学時の協力者である種苗店ヴィルモランの現社長と面談。その後、友人の娘さんが開業したモンマルトルのパテスリーで甘い再会。パリで活躍している今昔の縁者との出会いに旅の醍醐味。ちょっと深夜特急便の気分でした。
今回は、ここ数年はまっている西洋絵画観賞の旅、北方ルネサンスから17世紀、市民社会がメインとなったベルギー、オランダの作家たちの作品を追っかけて北上です。ブリューゲル、レンブランド、フェルメールなどの名画を見るのと活躍した街を訪ねるのが目的でした。
その一つ、ガイド仲間が昔、駐在していたお勧めブルージュ(ベルギー)訪問。7.8年越しの夢が実現しました。馬車の蹄の音と、鐘楼の音色で目覚め、運河をクルーズ、美術館で名画に触れました。夜はベルギー料理を味わい、中世の街並みが残る空間に滞在したという感じがしました。
というわけで、どこが研修か?と疑いを持たれる御仁もいられるとおもいますが、当舎のお客様は個人旅行で地域ガイドを使う方たちで、多くの方は海外旅行でそういう観光文化を身につけておられる。そんな、お客様の立場を理解するには、まず自分自身がその立場に身をおいて旅先で様々な経験をすることが最高の研修なのです。本当ですよ!

アムステルダム駅で自由にピアノを弾く、私も弾こうかとおもったけど…

アムステルダムは運河と自転車の街

武四郎に習い、阿寒湖湖水めぐり(阿寒クラシックトレイル「山湖の道」)

◆武四郎は湖の4島巡りを1日かけておこないました

阿寒湖畔ボッケ散策路にある武四郎が詠んだ漢詩の碑。
読みは、
「水面、風収まる夕日の間
小舟棹をさして崖に沿いて帰る
たちまちに落つ銀峰千仭(せんじん)の影
これわれ昨日よじのぼりし所の山」

阿寒クラシックトレイル山湖の道は、雌阿寒岳から下山し翌日丸木舟で湖水めぐりをした武四郎一行に習い、その船着場トウチピアニからカヌーを漕ぎ出した。
久摺日誌に描かれた絵と碑文から、傾く陽光に照らされて、少し気持ちを重ねることができました。

◆武四郎の漢詩碑。ボッケ散策路の入口にあります

◆「久摺日誌」より4島巡りの様子の絵図

◆拡大すると丸木舟に乗った一行が

■武四郎も丸木舟に乗ったトウチピアニ(船着場)から出発

■武四郎に習い湖上めぐり、こちらはカナディアンカヌーで