「阿寒クラシックトレイル」カテゴリーアーカイブ

「里の道」スペシャルイベントは生涯の記憶に残る2日間であった

焚き火を囲んでアイヌ音楽と語りのステージ
焚き火を囲んでアイヌ音楽と語りのステージ

阿寒クラシックトレイル「里の道」1泊2日のスペシャルイベントは我が生涯の記憶に残る2日間でした。快晴のトレッキング、旧上徹別小学校の佇まい、ユックオハウとイナキビごはんのアイヌ料理、古老エカシの昔話、カピウ&アパッポのアイヌ音楽ライブ、阿寒の森のマツタケのお吸い物とお粥の朝食等々、どれも極上。特に焚き火を囲んで満天の星の下での語りと音楽では、まさにこの場が昔の飽別コタンであったことを体感。鹿笛を吹いたら闇のなかから応える鹿の鳴き声!焚き火がはねた時、古のコタンの人々が我々の周りを囲んでいたのではとおもった。まさに今昔のライブステージ。

「里の道」25kを完走
「里の道」25kを完走
旧上徹別小学校で1泊
旧上徹別小学校で1泊
夕飯はユックオハウ(鹿肉の汁物)とイナキビご飯のアイヌ料理
夕飯はユックオハウ(鹿肉の汁物)とイナキビご飯
アイヌの古老山本さんのお話はこのコタンでの実体験
アイヌの古老山本さんのお話はこのコタンでの実体験
カピウ&アパッポのライブは唄と古式音楽
カピウ&アパッポのライブは唄と古式音楽
朝食に阿寒の天然マツタケお吸い物参上!
朝食に阿寒の天然マツタケお吸い物参上!
ムックリが満点の星空に響き渡る
ムックリが満点の星空に響き渡る

阿寒クラシックトレイルを支えてくれるトレイルエンジェル

今日の朝刊で紹介されました
今日の朝刊で紹介されました

ロングトレイルの本場アメリカでは1千kmを超える長距離遊歩道が全米各地にあるそうです。そこを歩くトレッカーたちを支えるのがトレイルエンジェルと呼ばれる地域のボランティア達です。水や休息、食糧調達のサポートをしてくれ、この人達が強力なサポートをするそうです。
阿寒クラシックトレイルも全長でも60kmほどですが、何件かの農家や地域の方々に支えられています。「里の道」では小瀬牧場さんで昼の休息地、湧き水の提供、トイレを貸していただくなど、大変お世話になっています。ここの休息で午後からの活力が生まれます。また、黒島牧場さんは綺麗な草花で我々に憩いと潤いのひと時を提供していただいています。今年もよろしく!

美味しい湧き水で元気はつらつ、我らがトレイルエンジェル小瀬牧場
美味しい湧き水で元気はつらつ、我らがトレイルエンジェル小瀬牧場
いつも民有地の通行と綺麗な景観で憩いを提供してくれる黒島牧場さん
いつも民有地の通行と綺麗な景観で憩いを提供してくれる黒島牧場さん
さぁ、今年も阿寒クラシックトレイルの季節がやってきました。「里の道」大正峠
さぁ、今年も阿寒クラシックトレイルの季節がやってきました。「里の道」大正峠

 

暑中お見舞い申し上げます クスリ凸凹旅行舎「夏の便り」です

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「遠くに行きたい」といえば永六輔、「11PM」といえば大橋巨泉。テレビ文化を牽引した二人の文化人が相次いで亡くなった。ボクのカルチャーシーンの骨格は、御両人に寺山修司を加えるとほぼ出来上がる。11PMとラジオの深夜放送は受験生のひと時の休息というより、いつしかこちらがメインとなった。金曜日の11PMは、映画評論や競馬予想等、従来の娯楽の域を超えたサブカルチャーを我々にもたらしてくれた。おかげで此方はこの歳になっても、人生の楽しみをより深く味わえる教養の素地を育んでもらった。お二人ともリベラルな方で、巨泉の週刊「現代」の最後のコラムは、遺言であり現政権への憤慨であった。ジャズでいえば「モーニン」ってとこか。
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●今年の阿寒クラシックトレイル第1弾「里の道」は、古道トレイルに加え、上徹別福祉館をお借りして、夜にアイヌ料理、アイヌ音楽、歴史談話等のイベントをおこなう、1泊2日のスペシャルイベントです。音楽は阿寒湖在住の姉妹デュオ「カピウ&アパッポ」の歌と伝統楽器の演奏です。また、コタンの古老に当時のお話も伺います。寝袋をご用意いただき昔の小学校での林間学校気分でちょっとレトロな夜をご一緒しましょう。

「里の道」を歩こう!


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●「北海道の日」制定の動きが新聞報道され、松浦武四郎が蝦夷地の名称を提案した7月17日をメインに検討されているようです。2018年が北海道開名150周年にあたるとのことで、我らが阿寒クラシックトレイル研究会でも、それにあわせて阿寒クラシックトレイルの記念ツアーができないか、検討中。武四郎の故郷は伊勢街道筋(現在の松阪市)なので、名古屋方面と双方向で、武四郎蝦夷地探訪の足跡と武四郎の故郷めぐりをツアー化できないかとおもってます。「北海道の日」に関してはこんなことも考えました。以下

「北海道の日」制定について考える


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●ホームページのフロントページに「今日の一枚」というコーナーをつくりました。出来るだけ毎日更新し、1枚の写真をもとに、ふと感じたことやお伝えしたいことをメモ書き風に掲載しています。5月からはじめたのですが、三日坊主の私にしては結構、順調に更新されています。是非、一度ごらんください。

クスリ凸凹旅行舎最新情報


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道東にもそれなりに暑い日がやってきました。夏風邪をひかぬように、美味しいソフトクリームとビールで乗り切ってください。
ではまた。

「北海道の日」制定について考える

20160619

調べごとをしていたら、2018年の「北海道開名150周年」が、松浦武四郎の生誕200年の年であることがわかった。周知の事実なのかもしれないけれど、1818年伊勢の松阪生まれだから、200年!なるほど。道新に武四郎が「北加伊道」(「北海道」の元案)を提案した7月17日を「北海道の日」にする条例案が道議会各派から提案されるとのこと。これには何か違和感が…?!
ということで「北海道の日」再考。地域のアイデンティティをある契機を基点とすることは慎重にしたい。単に名前がついた記念日ということではないのだろう。歴史の連続性を考えたい。武四郎も「北加伊道(北海道の原案)」には、カイの国、つまり、アイヌの「われわれの大地」という意味を取り入れている。”われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか” 。国際化がすすむ北海道、アイデンティティで苦しんでいるアジアの人々にも若者が胸をはって説明できる「北海道の日」であってほしい。
ということで、私のアイデアひとつ、北海道の英語表記ロゴを作ってみた。KAIがミソですよ。誰かもっとカッコイイの作って!

20160611

こういう制定は、じっくり時間をかけて検討したいですね
こういう制定は、じっくり時間をかけて検討したいですね

2016全体

 

 

あかん温泉工房のご当地グルメはいかが?

阿寒湖ではウチダザリガニは魅力の食材
阿寒湖ではウチダザリガニは魅力の食材

■阿寒クラシックトレイル研究会の会合で阿寒湖温泉に行って来ました。雪は全くなく、週末のFIS公認スキー大会が心配ですが、こちらは管理技術が高く大丈夫とのことでした。
■会場の「あかん温泉工房」は、マリモ羊羹でお馴染みの北海マリモ製菓の洋菓子、ランチカフェの趣き。なんといっても足湯に浸かりながらスイーツを楽しめる極上快楽空間が売りです。今日はご当地食材を使ったランチを紹介します。
■なんといっても外来種ウチダザリガニを有効活用したカルボナーレ。私はスープタイプの新メニューをいただきました。また、エゾシカ肉のミートソーススパゲティやカレーなど数々のメニューが揃ってます。
■食後は、マリモ羊羹からロールケーキ、ショートケーキの数々。マリモ羊羹のアレンジスイーツである「マリモプリン」や「マリモチーズケーキ」も地元の牛乳を使って好評。グルメに気をとられましたが来年のクラシックトレイルも検討しました。来年はトレイルのおやつにマリモ羊羹っていう手もありか?!

ゆったりとした店内で来年のトレイルを検討
ゆったりとした店内で来年のトレイルを検討
手前が足湯つきカウンター。疲れたときは足湯とスイーツ。
手前が足湯つきカウンター。疲れたときは足湯とスイーツ。
ケーキやマリモ羊羹のアレンジスイーツが勢揃い
ケーキやマリモ羊羹のアレンジスイーツが勢揃い
エゾシカのミートスパゲティ。お肉がゴロゴロ。
エゾシカのミートスパゲティ。お肉がゴロゴロ。