「フードマイスター食の現場」カテゴリーアーカイブ

絶好の秋日和、「川の道」で阿寒の自然堪能。

スタートの阿寒川橋周辺の河原で貝化石を捜索

快晴の10月21日、阿寒クラシックトレイル「川の道」が20名の参加でおこなわれました。晩秋の阿寒川沿いにヤマモミジやカエデ、カツラなどの紅葉が残る中、絶好のコンデションでの散策でした。自然と人が共生し、アイヌにとってはイオル(生活空間)で明治以降は電力や森林資源などの開発の足跡が今も残る魅力あふれる8kmです。道中では、阿寒のシナノキから得た蜂蜜入りスコーンの行動食やたわわになった自然の恵みヤマブドウに舌鼓、昼食はキノコ入り味噌汁でグルメも充実、まさに秋を戴冠した1日でした。

■旧林道跡も歩きます
■この河原は、ヤマモミジやカエデ類がとても多い

阿寒クラシックトレイル「里の道」が開催されました

雨の中のスタートでしたがお昼ごろに上がり歩くには最適のコンデション

いつもお世話になっているトレイルエンジェル(トレッカーのボランティアサポート)の小瀬さん、心よりこれまでのご支援を感謝します。最後のランチも手作りトマトとトウキビ&コーヒー。そして、和歌山から移住したので、おもてなしに格別なおもいがあるとのお話、心に染みました。参加者の皆さん、スタッフもご苦労さま。5年間、阿寒クラシックトレイルと歩んできたボクの靴も今回でご苦労様です。なお、今年の阿寒クラシックトレイルはまだ川の道、山湖の道があります。申込みはお早めに。10/28の山湖の道がオーラスです。よろしく!

 

キノコ&粘菌観照ツアーでロマン主義者の気分に浸る

テングタケを「観照」するMy Wife。

「今日は観察ではなく、観照で行きましょう!」とキノコ&粘菌の伝道師・新井文彦ガイドの掛け声で阿寒オンネトーの森を探訪。「観照」とは、”静かな心で自然に向かい、その本質を見ようとする態度”とある。芭蕉、ワーズワース、そしてベートーベンの世界。阿寒オンネトーで阿寒ネイチャーセンター主催「キノコ&粘菌観照ツアー」に参加。ミクロの世界から自然を体感した至福のひととき。昼食は、ビストロ岳inオンネトー。採りたてキノコをメインに前菜・メイン・デザートのビストロコース。体感ここに極まれり。これだけでツアー代金元取れた。凄いぞ岳!素晴らしいツアーをありがとう!

タマゴタケ登場、というか誕生!
これはキノコです。名前は忘れたけど…

 

温泉卵を美味しくいただく傾向と対策

黄身は半熟、ツルッとむけずほろぼろになるが、旨い!

阿寒川源流部は両岸に湯壷が点在し、お客様を案内したときは温泉卵でのおもてなしがグルメのサプライズです。絶景や動植物を愛でながら自然の恵みをいただく、至福の時です。さて、いつも温泉玉を作ると殻がうまくはずれません。ネットでプロのゆで卵の作り方をチェックしてみました。わかったことがありました!
・常温で水から茹でる。(いつも、特に冬は冷蔵庫より寒いところからいきなり90℃くらいの湯壷にボーン!)
・沸騰したら中火で約10分弱。(湯壷がずっと沸騰中)
・お湯からあげて氷水で急冷するとツルっとむける。(川水につければよかったんだ!)

ということで、次回はツルっとむけて美味しい温泉卵をつくろう!

湯壷に卵をイン
約15分ほどでストックで取り出す
湯煙に包まれる阿寒川

自然の恵みをいただくアイヌの知恵

阿寒湖畔ボッケ散策路で樹木観察

阿寒の森を管理している前田一歩園のアイヌ文化と自然共生のスペシャルツアーに参加。森で、キタコブシ、キハダ、ホオノキのお茶で温まり、ポッチャイモというアイヌの日常食の調理実習。自然のちょっと深い楽しみ方をアイヌ文化に学びました。