両親と紅葉狩り。舌川原庭園の紅葉がまぶしい。国道240号まりも国道の阿寒湖手前15kmほどに広葉樹を中心に池や滝を配した庭園が整備されています。今年の紅葉真っ盛りの一日(10/18)のフォトスケッチです。
「花鳥風水」カテゴリーアーカイブ
「マリモ祭りツアー」 いつも訪れる阿寒とは一味違う、阿寒の魅力をガイド付きツアーで体感してください。
秋も深まりつつある今日この頃、お元気でお暮らしのことと存じます。
さて、当舎ではこの度、NPO法人阿寒観光協会まちづくり推進機構主催の
「マリモ祭りと阿寒の紅葉、秋の阿寒紀行」のメインガイドをおこなうこととなりました。
紅葉の季節の連休にぜひ、ツアーでマリモ祭りと紅葉を堪能してください。
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ツアーの3つの魅力は、
1.ネイチャーガイドが自然とアイヌ文化を解説します
2.マリモ祭りの真髄に触れ、祭りの魅力を体感します
3.紅葉絶景の阿寒の森の湖を堪能します
ポイントは
1.阿寒の紅葉スポット探訪:光の森(手塚沼のカエデ、樹齢八百年のカツラなど)、阿寒湖湖上遊覧
2.マリモ祭りを楽しむ:迎えの儀式、タイマツ行進、全道のアイヌ民族舞踊鑑賞、送りの儀式
3.マリモと祭りの関係、アイヌと和人の創作した祭りの歴史、阿寒湖のマリモが残ったわけなどの
背景や経過、現状を解説
いつも訪れる阿寒とは一味違う、阿寒の魅力をガイド付きツアーで体感してください。
お泊りは、マリモ保護会の重鎮でスキーやフィッシングなどアウトドア基地のリーダー松岡尚幸さんの御宿
「東邦館」です。(マリモの情報も掲載されています)
http://www.tohokan.net/
ツアーガイドのご紹介はクスリ凸凹旅行舎で
阿寒湖温泉全体の案内情報はNPO法人阿寒観光協会まちづくり推進機構で
http://www.lake-akan.com/
旅の予習、旅の復習。
今年のわが舎の研修旅行は黒部峡谷の水平歩道トレッキング。戦後、日本の電力開発を切り開いた人々の自然との壮絶な格闘の現場である。吉村昭著『高熱隧道』には、その修羅場が見事に活写されている。旅の予習である。
図書館で再読のため『高熱隧道』をさがしていたら、同著者の『ふぉん・しいぽるとの娘』を見つけた。シーボルトは江戸時代、日本の動植物や民俗性を欧州に伝えたドイツ人。今年、没後150年を記念して、ミュンヘンのシーボルトのコレクションが採集元の日本に里帰りする展覧会が東京でおこなわれている。研修旅行に展覧会鑑賞も追加した。シーボルトが紹介した日本の動植物の学名にはシーボルトの名前が付けられているものが多い。先日、バードウォッチャーのお客様を白糠刺牛の海岸にご案内した。ここはアオバトの繁殖地で多くのアオバトが岩礁に海水を飲みにやってくる。この珍しい習性をもつ日本周辺にしか生息しない野鳥の学名Treron sieboldiiにも同氏の名前が記されている。ひょんな巡り会わせから、旅の予習と復習の楽しみがうまれる。
我が心の山・斜里岳
BSフジの「絶景日本百名山」で斜里岳が紹介されていた。案内ガイドが阿寒湖温泉の仲間のガイドさんだったので本筋の興味でない方に集中力が拡散。さて、斜里岳は「我が心の山」といってもいいほど所縁のある山。両親の実家が斜里と清里だったので、幼少から中学生まで私の少年時代の夏休み、冬休みはいつも斜里岳の麓でいとこ達と過ごした楽しい思い出がよみがえる。母方の実家は、以久科(いくしな)という処で、もっとも斜里岳が均整のとれた姿を見せる場所だ。実家は農業で入植したが、家畜商も営み、軽種馬やばんばの馬の生産もしていた。写真は私が高校の写真部時代に撮ったもの、馬の背後に裾野を広げる斜里岳の姿をご覧いただきたい。
社会人になって登山をはじめるようになってから、はじめて斜里岳に登ったのだが、若い時は、暗いうちに釧路を出発し、山に登ってから、以久科海岸(砂浜性の植物の宝庫だった)で海水浴をして、釧路に戻ることもあった。山よし、海よしの斜里です。
ゲストを待ちながら
お客様との待ち合わせの合間にフォトスケッチ。久しぶりの快晴ですが、数日前の降雨で釧路川は冠水ぎみ。周りの草花は真夏から早くも秋の気配も感じさせる変化。エゾヤマハギやツリガネニンジンなどの赤紫系の花が目に付きます。ノリウツギがちょうど満開で、湿原の林に白い彩をかもし出していました。