春採湖湖畔を散歩。エゾエンゴサク、キバナノアマナなど春の草花が咲き始めて、夏鳥第一便のノビタキ、オオジュリン、カワラヒワたちがさえずっていました。 湖水には渡るのをやめたのか、カワアイサが寂しげに数羽。散歩道にそった臨港鉄道の鉄路も寂しげでした。
「花鳥風水」カテゴリーアーカイブ
渡りの季節
渡りの季節を向かえ、釧路川にも水鳥たちが集まってきました。3月下旬から4月にかけて次々と繁殖地の北の故郷に向かいます。ひと時の休息をする水鳥たち。スズガモ、キンクロハジロ、ウミウ、マガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、コガモ、そして常連のカモメたちも賑やかに川辺を行き交います。
十勝でスペシャルなバードウォッチング
3月22日に十勝の豊頃町育素多沼から浦幌町三日月沼周辺でガン類メインにバードウォッチングをしてきました。冬と春が重なるこの時節は冬鳥たちの渡りの季節でもあります。おもにシベリア方面の故郷に帰る野鳥たちは、オオワシ、オジロワシなどの猛禽類、ハクチョウやガンカモ類など冬の間、我々バードウォッチャーを楽しませてくれた大型の冬鳥たちです。このうち十勝地方は、おもにガン類の渡りの経由地になっているようで3月中旬から4月にかけて多くのガンの仲間である、マガン、ヒシクイ、オオヒシクイ、ハクガン、シジュウカラガンなどが十勝の空を群舞します。なかでもハクガンは、私にとっても初めての鳥で、一時は日本への渡りは極僅かだったのが関係者の保護活動が実ってここ数年、増えてきているそうです。繁殖地は極北のウランゲリ島周辺で、ここでの保護活動も功を奏して繁殖数も回復してきたそうです。十勝川左岸の酪農畑作地帯である豊頃から浦幌一体の農耕地に仲良く(?)ガンの仲間たちが群れて採餌していますがちょっとした気配ですぐ飛び立ちます。これがまた大迫力でおそらく数千から数万単位の群れが渡りの途中、ひとときの憩いの時かもしれません。旅立ちはいつごろでしょうか?4月のはじめでしょうか? 長旅の無事を祈るばかりです。
-25℃極寒の釧路の朝
2019年2月9日。 釧路湿原極寒の朝。-25℃の世界。みんな寒そう~。
塘路湖の御神渡り
塘路湖で御神渡りと恐ろしいほどの氷の鳴り音を聞く。
御神渡り は神様が湖上を渡った跡ということで諏訪湖が有名ですが、道東では屈斜路湖にもできる。この日の英国出身のお客さんはもちろん初めて観るそうで、でも湖上に響く氷の鳴り音のほうが衝撃的だったようで、しきりにscary-scary(スケアリー:怖い、おびえる)と呟いていました。今年は小雪で、雪が積もると保温効果であまり出来ないそうですが、しばれが強く、例年より立派な御神渡りが登場したようです。